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ブックマーク / satetsuginokikakuha.hatenablog.com (12)

  • 和月伸宏論(前篇):90年代キーワード「不殺」と「新世紀エヴァンゲリオン」「るろうに剣心」の符合

    和月伸宏についてちょっと考えよう 僕が和月伸宏論を書こうと思ったのは、もちろん「武装錬金 9巻」が発行されたからだ。和月伸宏の「武装錬金」は、Wikiの該当項目を見れば分かるが、一種のカルト的な人気を誇ったもののアンケートが悪くて打ちきりになった作品だ。 武装錬金 - Wikipedia そのカルト的な人気は、ネット上でも散見することができる。とりわけ武装錬金を終わらせないために単行をまとめ買いする読者も現れて失笑を買いつつも愛された作品であることが非常によく分かる。 NOT_FOUND 404 以前のmemoで書いたようにあまり漫画論・社会論で触れられていないが、和月伸宏がそのデビュー作である「るろうに剣心」で実体を与えた「不殺」というキーワードは、実は90年代を代表するキーワードなのではないかと、僕は思っている。 ◆90年代キーワード 新世紀エヴァンゲリオン「理解不能な社会」 永遠の

    和月伸宏論(前篇):90年代キーワード「不殺」と「新世紀エヴァンゲリオン」「るろうに剣心」の符合
    urahayate
    urahayate 2011/06/23
  • 2010-01-06

    明けましておめでとうございます。 昨年末は、仕事忙しかったもののid:p_shirokuma先生との飲み会ができたり、とても楽しく過ごすことができました。p_shirokuma先生の話を別の編集者と一書に聞いていたのですが、もう面白いやら楽しいやらで感激しました。久々にこの人のを書いたらぜひ読んでみたいなぁと思わせる方でした。 で、仕事も始まってネットに再接続しているときにいろいろ見た年末ブログの中で、一番面白くあとちょっと悲しかったのは、これかなぁ。 伊集院光 「倖田來未の安売りが始まった」 | 世界は数字で出来ている 2010年01月04日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、最近の倖田來未について語られていた。「年末年始のトピックスとしては…倖田來未のバーゲンが始まってますね」と伊集院は話し始めた。 (中略) その具体的な例を、以下のように語っていた。 「『西武の冬市のCM』に

    2010-01-06
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    urahayate 2010/01/11
  • 2005-11-10

    10月は取り立てて面白い文章を書こうと思わずにフツーの巡航速度で書いた。それでこのアクセス数だったので、平均が10万に届いたかなぁ?と言う感じ。 ただ大きかったのはホワイトバンドが2chで取り上げられて、そのアクセスが多かったのと、宮崎駿監督の次回作ネタでのアクセスが多かった。 1日平均3300PVくらい。 はてなアンテナ被登録数は488(11月9日現在) ◆カウンター設置後の推移 2005-10 10万3206 2005-09 13万2951 [ホワイトバンドネタ] 2005-08 9万4573 2005-07 7万6857 2005-06 11万0435 [富野・宮崎監督ネタ] 2005-05 5万6309 2005-04 10万9026 [木村カエラのネタ] 大ネタなくて月間PVが10万とどけばいいなぁと、サイト開始前から漠然と思っていたので、それがようやく達成された感じ。 年末とか

    2005-11-10
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    urahayate 2008/11/10
  • さて次の企画は - [読書][アニメ][文系文化]和月伸宏論(前篇):90年代キーワード「不殺」と「新世紀エヴァンゲリオン」「るろうに剣心」の符合

    和月伸宏についてちょっと考えよう 僕が和月伸宏論を書こうと思ったのは、もちろん「武装錬金 9巻」が発行されたからだ。和月伸宏の「武装錬金」は、Wikiの該当項目を見れば分かるが、一種のカルト的な人気を誇ったもののアンケートが悪くて打ちきりになった作品だ。 武装錬金 - Wikipedia そのカルト的な人気は、ネット上でも散見することができる。とりわけ武装錬金を終わらせないために単行をまとめ買いする読者も現れて失笑を買いつつも愛された作品であることが非常によく分かる。 NOT_FOUND 404 以前のmemoで書いたようにあまり漫画論・社会論で触れられていないが、和月伸宏がそのデビュー作である「るろうに剣心」で実体を与えた「不殺」というキーワードは、実は90年代を代表するキーワードなのではないかと、僕は思っている。 ◆90年代キーワード 新世紀エヴァンゲリオン「理解不能な社会」 永遠の

    さて次の企画は - [読書][アニメ][文系文化]和月伸宏論(前篇):90年代キーワード「不殺」と「新世紀エヴァンゲリオン」「るろうに剣心」の符合
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    urahayate 2008/11/10
  • ポニョ見たけど、師匠も男友達もいない宗介と、オタク的に都合の良い「聖なる女性賛美」が強すぎて駄目でした - さて次の企画は

    「崖の上のポニョ」を見てきましたが、ちょっと愕然としました。 今回は作画に関わる人数も少人数だし、CGを使わないという発表も前々からあったので、画的にツライだろうこと……まぁ絵的なところに良さを見いだすことは出来るけど……は「小品」予定だったから予想していたけれども、さすがにプロットやストーリーで、「ハウル」よりも出来が悪くなるとは予想していなかったので。 主人公の母親の行動がとにかく生理的に耐えられなかった。結構、このあたりは家族で見にいった人でも、一部の母親層からは嫌悪感をもたれるのではないだろうか? 色々とプロットの破綻があったのは、各所で指摘されているので、あまりネットで指摘されていない点を少しかいてみよう。 宗介にポニョが惹かれる理由として、宗介の聡明さ・誠実さがあるのはわかる。 だけれども、宗助の聡明さを表すのを描くのがモールス信号だけってどうなのよ……。母親がキップは良いけ

    ポニョ見たけど、師匠も男友達もいない宗介と、オタク的に都合の良い「聖なる女性賛美」が強すぎて駄目でした - さて次の企画は
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    urahayate 2008/08/07
  • 2006-08-07

    電車の中吊り広告に「グラビア誌が行列『ネットアイドル』リア・ディゾン(Leah Dizon)の正体」などという思わせぶりな記事が載っていたのでついついサンデー毎日を買ってしまった。結果的にほぼ知っていることしか載っていなかったので、なんつーか、スゲェソンした気分。 一応記事内容にもちょっと触れておくと、10月に歌手デビューが予定されているのだけれども、すでに「グラビア写真集」「映画に」「ファッションショーに」というオファーは引きも切らないらしい。やっぱり『スピリッツ』の「気まぐれコンセプト」で取り上げられたことで、一気に知名度があがったっぽい。 まぁ今現在、日語も勉強中と言うことで、ブログによると、リア・ディゾンも「ゲド戦記」を見てきたのだそうだ。やはりドラゴンへの変身は唐突らしい(笑) 映画♪|Leah Dizon Official Blog(リア・ディゾン オフィシャルブログ) po

    2006-08-07
  • 2006-07-21

    吹石一恵、加藤夏希とすごくセンスの良いCMを作っていた丸井だけど、今年は加藤夏希の二連続ということで、ちょっと残念。 上手い具合にオタク度合いの高い女優を、一般女優にブレイクさせる良いCMを作ってきた丸井だけにかなり今年も期待したんだけどなぁ……。加藤夏希のリハビリが上手くいっていないからだろうか?【画像参照】 Bing 吹石一恵といえば『ときめきメモリアル』の藤崎詩織役、加藤夏希いえば、『燃えろ!!ロボコン』のヒロイン・ロビーナ」役でデビューという 黒歴史が多い女優に思いっきり恋と夏のCMをさせる ことで、ブレイクさせてきたセンスの良さがスゴイなぁとおもってきたんだけど……。来年あたりは、菊地美香あたりでやってくれないだろうか(願望) そういや今年はスパプーのCMも何というかパッとしない。夏の楽しみが半減だ(苦笑) ◆丸井のサイト マルイ - marui website - ◆スパワール

    2006-07-21
    urahayate
    urahayate 2006/07/21
  • さて次の企画は - ジブリ継承の正当性が問われはじめた? 宮崎吾朗「ゲド戦記」に巻き起こる暗雲

    ようやく中国から戻ってきましたよ。なんというか……微妙に国造りに失敗しているよなぁ、中国。 さてメールに返事を書いたり、ネットサーフィン(死語)をしていたらとにかく宮崎吾朗初監督作品の、ゲド戦記の試写会での評判が非常に悪いことが目に付いた。 http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id324031/p1/s0/ 今年のアニメ映画の下馬評では、 1位 ゲド戦記 2位 ブレイブストーリー 3位 時をかける少女 という感じであり、おそらくは興行収入もこのような形で推移する可能性は高い。けれどもDVDが発売されて、来年以降のジブリ新作が展開されていく中では、ひょっとすると「やっぱり親の七光りか」的な見方が敷衍されて、ジブリ凋落の最初の一歩と云われるようになるのはこのゲド戦記かもしれない。 それぐらいの評判の悪さがこの「ゲド戦記」には付きまとい

    さて次の企画は - ジブリ継承の正当性が問われはじめた? 宮崎吾朗「ゲド戦記」に巻き起こる暗雲
    urahayate
    urahayate 2006/07/17
  • 2006-07-05

    当に時間がないので、ようやく「KINO」を読めた。もうすぐに次号が出ちゃうのね……。色んなインタビューがある中で、いくつかハッとさせられたアハ体験(嘘)があったので備忘録として描いておく。 ①長崎尚志のインタビュー 漫画家は「新しい悪」を描けないといけない。そうしないとその悪に対峙する「正義」が描けない云々。 これはちょっとハっとした。20世紀少年における「ともだち」とかレクター博士とか、90年代以降のヒット作には確かにそうだと感じた。なるほどね。これは長崎も担当作家に感じたらしいのだけれども、「この人当に悪人が描けるのかな?」という疑問は俺も抱くことが多いので、ちょっとここには注力しておく。 時代時代に即応した新しい悪を描き、それを倒す正義の味方がいなきゃいけないってことか。この部分、古いものだけを引きずっていてはいけないなと思う。 個人的にはレクター博士よりも、オーソン・スコット・

    2006-07-05
    urahayate
    urahayate 2006/07/05
  • 2006-06-30

    えーと、なんかこんな早朝打ち合わせは久しぶりだし、場所が羽田っていうだけでゲンナリ。でもやっておかねばならないから仕方ないよな。早起きして空港バスに乗ってしまった。まぁ寝れたけれどもね。出張前に発生しそうな問題トラブルを相談。これだけやっておけば何が起こっても対応できるようになったので一安心。 とりあえず昨日確認できた企画書の直しを来週末までに出してもらうことをお願い。 良かったニュースとしては、相手先が上場前に経費として予算を消化しなきゃいけないと言うことで、総製作費にほぼ倍する宣伝費を確約してくれた。だったら製作費を増して……という話になりがちだけれども、正直、リリースは決まっているし内容も決まっているので、これ以上製作費をかけてもしょうがないということで、素直に宣伝費の倍額を喜ぶ。 広告代理店時代のバブル景気の記憶……最近のW杯の様子も絡んでといっても俺が関わっていたのは「ドーハの悲

    2006-06-30
  • 2006-05-28

    興味深く見てきたDEATH NOTEが終わった。どういう終わり方になるのかなぁと思った中では割と予想の範疇ではあった。 ところがその後の色んな業界の反応の方に驚くものが多かった。特にビックリしたのは岡田斗司夫氏の反応だ。岡田氏は人のブログ内において「連載初回から最終回まで無駄な話が一つもない完璧さ」だとは書いてある。まぁこれはちょっとハマっちゃったんだねということでよく分かる。 ただ何よりも感じたのは、岡田さんはひょっとしてここ十年はじめてというくらいに弱っているのでは?という印象だった。それを確信させたのは、オタク・イズ・デッドでのイベントで話に聞く岡田さんの様子だ。 オタク・イズ・デッドのイベントの第三部で、感極まって泣きそうになったという岡田氏の様子が目撃されている。ひょっとすると、オタク第一世代の星オタキングはまさに瀕死なのかもしれない。 だって、そうじゃなければ、岡田斗司夫がキ

    2006-05-28
  • 2006-05-07

    かろうじてGWらしいことをしたという意味では、Vフォー・ヴェンデッタ(V for Vendetta)を見てきたことだろうか。 あ、画像はそろそろ髪の伸びてきたナタリー・ポートマンを【それともウィッグか?】 脚がマトリックスのウォシャウスキー兄弟(厳密に言うとウォシャウスキー兄妹になっちゃうんだろうけど)によるディストピアSF映画といえばいいのだろうか? しかし思ったんだけど、ウォシャウスキー兄弟の好きなものを詰め込んだような映画なんだなと言うことがよく分かる。 Vフォー・ヴェンデッタ(V for Vendetta)のウォシャウスキー兄弟っぽいところ ①テロリスト大好き=社会とか警察が敵 ②クライマックスは、同じ人物がウジャウジャ(エージェントスミスとV) ③恋愛は女性の方から男性に告白する(ネオもVも)。 監督がウォシャウスキー兄弟じゃないから、マトリックスで多用された「キラキラしたメタ

    2006-05-07
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