原発事故、想定確率下げも=発電コスト検証で−経産省作業部会 電源ごとの発電コストを再検証する経済産業省の有識者作業部会は26日、原発の発電コストの算定に当たり、事故発生確率を従来の想定より引き下げることに関して検討に入った。原発の新規制基準が2013年7月に施行され、電力各社が巨額の安全対策投資を行っていることを踏まえた措置。 事故確率が下がれば、コスト低下要因となる。しかし、事故が起きた場合の賠償費用や安全対策投資の額は、これまでの推計を上回る見通し。再検証の結果、全体としてコストがどの程度変動するかは不透明だ。(2015/03/26-15:49)2015/03/26-15:49