パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエル軍に抗議するため、米ハーバード大の学生数百人が23日、卒業式を途中退席した。複数の米メディアが伝えた。今後、他の大学でも同様の行動が広がる可能性がある。 卒業式は米マサチューセッツ州ケンブリッジで開催され、学生や家族ら大勢の人が参加した。ハーバード大は前日の22日、9262人に学位を授与したと公表している。 米紙ニューヨーク・タイムズによると、暫定学長が演説するタイミングなどで、ガウンを着た卒業生数百人が「パレスチナを解放せよ」などと叫びながら式を途中退席した。その後、一部は別の場所に集まり「人々の卒業式」を開いてガザで亡くなった人たちについて話し合ったとしている。 途中退席には、一緒に卒業でき…