「ソニーがいよいよIoT(モノのインターネット)に本腰を入れる」 昨年12月の発表後すぐに話題を呼んだ、スマホで家の鍵を開け閉めできるスマートロック製品『Qrio Smart Lock』の開発情報。 世界最小のスマートロック製品として開発されている『Qrio Smart Lock』 人々の生活を変え得る新たなテクノロジートレンドとして注目を集めるIoT分野に、日本屈指のエレクトロニクスメーカーであるソニーが乗り出すというニュースは、期待と驚きを持って迎えられた。 「驚き」と書いたのは、この製品の開発・製造・販売を行うのはソニー本体ではなく、ベンチャーキャピタルのWiL(ウィル)とともに立ち上げた新会社Qrio(キュリオ)であると報じられたからだ。 新会社への出資比率はWiL Fund I,LPが60%、ソニーが40%となっており、販売後のサービス運営も含めた製品戦略はQrioが主導して実行