サー・ベイジル・ヘンリー・リデル=ハート(Sir Basil Henry Liddell-Hart, 1895年10月31日 - 1970年1月29日)は、イギリスの軍事評論家、軍事史研究者、戦略思想家。ファーストネームは、「バジル」が英語での発音により忠実である。 軍事戦略、陸上作戦、核戦略の研究領域において奇襲、機動戦、間接アプローチ、大戦略などの研究業績を残した。20世紀という時代を象徴する戦略思想家[1]と称される。 生涯[編集] 生い立ちと軍歴[編集] 1895年にパリのイギリス人牧師の家庭に生まれた。幼少から戦争シミュレーションに強い関心を抱いており、チェス愛好家でもあった。歴史や鉄道、旅行についての本を数多く読んでおり、小学校では国語と歴史、地理が得意であった。病弱であったがクリケットとサッカーも好んでいた。13歳のときに志望した海軍学校の入学試験では身体検査の結果が悪かった
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