頂戴しました。ありがとうございます。前号については悪態の限りをつくしました 笑。さて、今回の号ですが、柄谷行人氏の『世界史の構造』を雑誌の過半を使って大特集しています。 しかし御存じのように僕は思想系は、マンガとアニメ、あるいは経済学に関係するものしか思想的なものには反応できない体質ですので、この柄谷氏の大著も存在を知っている程度で読んでません。 だけど、今回の僕のツボはありました! それは毎回巻頭を飾る岡崎乾二郎氏の「<活動>へのアート」です。岡崎氏はそこで古賀春江の作品世界をフロイトの精神分析の枠組みで解釈しています。一種の謎解きとして。古賀春江の展覧会がいま開催中ですが、それを近々見に行きたい僕にはとても興味深い内容です。 例えば古賀の作品「海」は著名です。展覧会ではこの「海」の原典が同時に展示されているそうです。そこで岡崎氏な謎に直面します。 この「海」は展示会では絵葉書が原典であ