初めて大前研一さんの著書を読んだ。 今まで、なんとなく抵抗感があって、 大前研一さんの本は、極力手にしてこなかった。 それを買って読んでみたのは、 曽野先生に薦められたのが大きな理由。 1995年4月の東京都知事選挙、1995年7月の参議院選挙。 この2つの選挙の敗戦記だ。 都知事選は、 青島幸男 170万票 石原信雄 123万票 岩国哲人 82万票 大前研一 42万票 黒木三郎 28万票 上田哲 16万票 参議院選は、50万票、得票率1,25%、議席ゼロ。 どちらも完敗。 そうそう、そんなこともあったなあ、平成維新の会なんてのもあったなあ 程度に覚えているくらいなので、かなり遅れたタイミングで読んだわけだ。 初版が1995年11月。 いろいろ書いているわけだが、一番印象的なのは、 それまで他の人の選挙の応援演説はすべて断っていたのに、 大前研一さんの都知事選の応援演説を2度も