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  • ”貧困女子高生” 炎上の背景に報道側の配慮不足とネットの悪ノリ(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

    私は現在、大学でテレビや新聞の報道について研究し、学生たちに教える立場の人間だが、数年前まではテレビ局で記者やディレクターとして「貧困」問題を主に報道していた。 だから私にとって、今回、NHKで起きた「貧困女子高生」騒動は他人事ではない。 「貧困」をテレビで伝えることの難しさや視聴者の反応の予測不能さは記者時代から感じていた。 貧困層の人たちに対して「つっこみどころ」を探し出して、当は貧困とは言えないだろう?当はズルいことしているのだろう?こんな人間は自業自得だ!という容赦ない見方で批判的に見る人々が急増している実感があった。 今回の”貧困女子高生”騒動の状況や背景は自らの経験を元にほぼ説明できると思う。 結論から述べると、責任を負うべきは不用意な報道をしてしまったNHKスタッフと、その不用意さに便乗して女子高生自身やその家族らを追い立てるように「ニュース」として伝える一部のネットメデ

    ”貧困女子高生” 炎上の背景に報道側の配慮不足とネットの悪ノリ(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース
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    urbansea 2016/08/23
    その通り。前に大島渚の「忘れられた皇軍」を再編集・再放送した際、不用意に台本を紹介、すると「ドキュメンタリーなのに台本、やらせw」となる。編集やナレーション取ったりで台本はあるが、それを世間はそうとら
  • 福島第一原発で”チラ見え”した東電社員の「慢心」と「油断」 【ラストに映像あり】(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

    3月9日、原発事故4年のタイミングで福島第一原発内を「ヤフーニュース個人」のオーサーの一人として取材した。 福島第一原発内に滞在したのは3時間ほど。その前後も各1時間半ほど東電の人たちと一緒に過ごし、別の日に都内で行なわれた取材説明会も含めると合計で数時間、東電の原発担当者や広報担当者と一緒にいる機会を持った。 テレビ局の記者時代から福島第一原発を見つめてきた人間として久しぶりの福島第一原発取材だった。 個人的に関心があったのは、「東電社員の意識・姿勢・態度」が事故4年経って、「変わったのか」どうかという点だった。福島第一原発を案内してくれる東電の社員たちは、生真面目なほど取材に協力的に案内してくれた。 たとえば、原発内をバスで移動するが、バスに乗るたびにの上にビニールの袋をさらに重ねて泥を車内に持ち込まないようにする。記者らが乗り込むたびにビニール袋を履かせてくれる姿は「献身的」と表現

    福島第一原発で”チラ見え”した東電社員の「慢心」と「油断」 【ラストに映像あり】(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース
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    urbansea 2015/03/11
  • まるでヤジ馬ワイドショーの再現シーン!フジテレビの「スーパーニュース」の嫁姑カレー報道(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

    驚いた!「スーパーニュース」の”昔のワイドショー”的な再現シーン放映”民放”のテレビニュース報道などしょせん軽薄なものと考えている人は 世の中には少なくないのかもしれない。 しかし、民放テレビの報道局で働いていた自分の経験で言うと、民放の記者たちもそれなりに日々の報道のあるべき姿やジャーナリズムの役割を真面目に考えて仕事をしている人々が大半だ。それが時々、視聴率主義や事なかれ主義などでゆがめられてしまう。 この1週間ほどのテレビニュースを見て仰天したのが10月24日(金)のフジテレビのニュース番組「スーパーニュース」だった。 それはまるで、昔のワイドショーのような後味の悪い報道だった。 東京・国分寺市で発生した、33歳の嫁による姑(しゅうとめ)の殺人未遂事件を再現シーンを駆使して伝えていた。 殺人未遂の発端になったのが、嫁が作ったカレーのルーを姑が流しに捨てたというものだったという話を6分

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    urbansea 2014/10/30
  • 「ごちそうさん」で悠太郎の逮捕はなぜ?「爆弾は当たらない」などの宣伝で犠牲者を増やした歴史を直視(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

    今週のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」。 戦時体制での政府や軍の愚かさや非情さを克明に描いている。今週始めのドラマでは、戦時中に流れていたラジオ放送が登場したが、当時は実際にこんな放送が行われていた。 「空襲はさほど恐ろしいものではないと?」 「そうです。爆弾というものはそれほど当たるものではありません。むしろ防空活動をおろそかにして街を焼けるにまかせる方が恐ろしい。敵の思うツボですから」 東京を始めとする大空襲で大勢の市民が犠牲になった背景に、当時の政府による「無謀な」指示や指導があったことをうかがわせる。 今週の「ごちそうさん」は、実はテレビドラマの歴史上で画期的なものだといえる。 戦時中の政府や軍による「愚かな政策」によって、空襲における市民の犠牲者が膨大になってしまったという過去の歴史を直視し、空襲における国などの無策をこれほど明確に示したことはテレビドラマではかつてない。 「

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    urbansea 2014/02/28
    若合春侑「世間様かくありき」が、戦時下、非国民すなわちアウトローとして生きる女を書いている。世間様と統治機構の一体化。
  • 「みのもんた」の降板で朝の番組が失う「大人」「老人」の視点(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

    みのもんた降板で失うもの みのもんたの降板がついに決定した。10月24日、TBSは朝の報道・情報番組『みのもんたの朝ズバッ!』と『みのもんたのサタデーずばッと』を11月の第2週から刷新すると発表した。 同日、TBSは番組ホームページに以下の「お知らせ」を掲示した。 TBSテレビは、「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」への出演を自粛しているみのもんたさんと話し合いを重ねた結果、みのさんの出演を終了することを決定しました。11月第2週より二つの番組ともリニューアルし、再出発します。引き続きご支援をよろしくお願いします。 出典:TBS「朝ズバッ!」公式ホームページ みのもんたについては、日テレビ社員だった次男の窃盗容疑での逮捕や女子アナへのセクハラ問題などをきっかけに集中豪雨のようなネガティブ報道が週刊誌などで相次いだ。みのもんたの名前を冠した2つの朝番組を持つTBSにも

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    urbansea 2013/10/27
    みのもんたの下世話さこそが、日本の隅々にまで染みついた庶民的保守なんだろう。
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