ブックマーク / www.asahi.com (13)

  • 朝日新聞デジタル:【出版】1人の出版社でも電子出版ができる 出版界横断会社パブリッジがめざすもの - メディアリポート - デジタル

    出版物のデジタル化を支援する「株式会社出版デジタル機構」が、4月2日スタートした。有志で検討を開始してから約1年、出版社20社が発起人となって呼びかけてから半年、「よくぞ設立までこぎ着けたね」とか、「まさかできるとは思わなかったよ」と多くの出版人に声をかけられての船出となった。理想どおりの活動ができるかどうかは、これからにかかっているが、それでも関係者の熱意によって、ここまで来た。  僕はこれまで、設立準備会の代表幹事として準備室メンバーと一緒に検討してきたが、図らずも代表取締役として、スタート時の責任を負うことになった。ゆくゆくは企業経営のベテランに舵取りを任せることになるが、まだ人数もそろっておらず、準備室と状況が変わらない。むしろ外部に向かって設立の案内をする係として、僕が適当だろう、というみなさんの判断である。  設立の目的は、国内における電子出版ビジネスの公共的なインフラを整備す

  • asahi.com(朝日新聞社):朗読少女・乙葉しおり 順番待ちの人気 電子書籍ソフト - ネット・ウイルス - デジタル

    「朗読少女」の乙葉しおりが読む芥川龍之介の「羅生門」(C)OTOBANK Inc.  女子高校生のキャラクターが小説電子書籍を読み聞かせてくれるソフト「朗読少女」が人気を集めている。公開以来半年で約40万ダウンロード。電子書籍流通の新たな仕組みに注目した出版社数十社から「うちのを読んでほしい」という要望があり、「順番待ち」の状態だ。  朗読少女は高校の朗読部に所属する「乙葉しおり」というキャラクターが、芥川龍之介の「羅生門」などを少したどたどしい口調で読んでくれる。朗読を聞くには、iPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)向けに用意された再生ソフトを、まずダウンロード(無料)する。ソフトにはサンプルとして「羅生門」の一部が入っているが、全編を読むには改めて「朗読少女」用の電子書籍を買う必要がある。  ソフトは昨年7月に公開され、ネットなどで評判が拡大。専用の電子書籍は主に著作

  • asahi.com(朝日新聞社):学術書の電子化 実験中 - 教育

    電子化された学術書を読む慶応義塾大の五十嵐功さん=横浜市港北区慶応義塾大が開いた実験システムの展示には、出版社やシステム開発会社の関係者らが参加した=2010年10月6日、東京都港区学術書の電子書籍を利用できる図書館のイメージ  日語の学術書の電子化に向けた動きが、各地の大学で始まっている。英語の学術書や論文はインターネットを通じて読むことが当たり前になる中、日語は大半が紙。電子化すれば、図書館に行かなくてもいつでもどこからでも閲覧が可能になる。電子書籍を充実させる「電子図書館」に出版社も関心を寄せる。 ◆すぐ読めて便利  慶応義塾大理工学部1年の五十嵐功さん(19)がiPadを操作すると、画面に棚が現れた。「学問のすすめ 第一巻」(慶応義塾大学出版会)や「制度資経済学」(東京大学出版会)などが並ぶ。  いずれも大学から提供された電子書籍だ。「しおりの機能もあるし、文字を打ち込ん

  • asahi.com(朝日新聞社):〈メディア激変192〉法と安全―1 きしむ著作権 - メディア激変

    〈メディア激変192〉法と安全―1 きしむ著作権2011年1月21日17時52分 印刷 ソーシャルブックマーク 「権利と利用のバランスがとれた仕組みが必要」と語る福井健策さん=東京都港区 レストランでおいしそう料理が運ばれてきた。記念に、と携帯電話で写真を撮り、写真共有サイトやブログで公開する。今や珍しいことでもない。ただ、「撮影禁止」の表示がある店でやるとトラブルにつながる。料理の見た目には「著作権」があるから――。 「実用品である料理の外観は、原則的には著作物ではない。だが、当然のように著作権が持ち出され、言われた方も『怖いらしい、やめておこう』と受け入れ、既成事実化してしまう。いわば疑似著作権が広がっている」。コンテンツと著作権の問題に詳しい弁護士の福井健策さん(45)は、法律の枠を超えて、情報の囲い込みが広がる現状をそう説明する。 背景にあるのは、著作権に対するこれまでにない関心

  • asahi.com(朝日新聞社):日本IT界の鬼っ子「外字問題」解消を 経産省が着手 - 社会

    「外字(がいじ)」。コンピューターで使う漢字として日工業規格(JIS)が定めた約1万字に含まれない、規格外の文字たち。文字化けや正常なデータ通信ができない原因になり、IT業界にとって悩ましい、この「外字問題」を一気に解消しようというプロジェクトが始まった。パソコンで文章を書くときの使い勝手は大きく変わるのか――。  例えば「渡辺」の「辺」。JIS規格には「邊」「邉」をあわせた3文字しか含まれないが、100字近い異体字があるとされる。  約58万人分の戸籍を扱う東京都足立区。区役所のパソコン画面には49もの「辺」の異体字が現れた。戸籍などを管理するコンピューターシステムに区が登録したものだ。名前に未登録の漢字がある住民が転入するたびに増え、今では外字全体で約5千もある。  外字を作るのは区職員。パソコンで、1文字に30分ほどかけて点描する。完成後は庁内や出先機関にある千数百台のパソコンに登

  • asahi.com(朝日新聞社):図書館のマイクロフィルムに劣化の波 修復や電子化急務 - 関西文化・エンタメニュース

    劣化して波打ったマイクロフィルム=京都市、西山写す ※写真をクリックすると拡大します 劣化して湾曲したマイクロフィルムの状態を調べる吉岡映像の吉岡博行さん=京都市、西山写す ※写真をクリックすると拡大します  古い文書や画像を記録したマイクロフィルムの劣化が、各地で問題になっている。酢のようなにおいを放ち、ワカメのようにゆがんでしまう「ビネガーシンドローム」。図書館などでは劣化を遅らせる工夫をしたり、新しいフィルムに複写したりするなど対応に追われている。(西山貴章)  京都市内の私立大学の図書館。資料室に入ると、鼻を突くような酸っぱいにおいが漂っていた。原因は、貴重な仏典などを撮影したマイクロフィルムだった。10年ほど前、資料を閲覧した利用者の指摘で、異変に気づいた。フィルムが波を打ち、表面に白い粉が付いていた。まるで酢昆布のような状態で、機器で映し出すこともできなかった。  この図書館

  • asahi.com(朝日新聞社):ガラパゴス、インドの電子教科書に シャープが実用化へ - ビジネス・経済

    シャープの情報端末「ガラパゴス」  シャープは電子書籍用の情報端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」を、インドで電子教科書の閲覧用端末として実用化する方針を固めた。2011年に現地の大学の授業で実証実験し、12年度中にも実用化にこぎ着ける考えだ。中学や高校など中等教育機関にも広げるほか、将来的にはアフリカでの展開も視野に入れ、海外展開を格化させる。  ガラパゴスはタッチパネル式の液晶画面で、大きさは10.8インチと5.5インチの2機種。専用サイトから電子書籍を配信し、来春には映画音楽ゲームも追加する。新興国で電子教科書として活用する方針は発売前に表明していたが、具体化するのは初めて。  シャープの提案などをもとに来年1月、総務省とインド南部のインド工科大ハイデラバード校(アンドラプラデシュ州)が共同で、電子教科書を配信する実証実験を始める。シャープは実験を通し、教科書として活用した

  • asahi.com(朝日新聞社):電子書籍を教科書にした大学に著者派遣へ 講談社が講座 - 社会

    電子書籍を教科書として採用してくれた大学に、著者を講師として派遣する寄付講座を講談社が始める。大学側の負担は、講師の交通費程度。出版社にとって電子書籍の新しい活用法、販路拡大の可能性を探る試みだ。  教科書になるのは11月25日に同社から出版された「マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか?」。間もなく発売される同書の電子版購入が寄付講座の条件だ。講師は著者の吉佳生さん(47)。元銀行マンで、大学でも金融経済論や生活経済学を教えた経験がある。講義では電子携帯端末のiPadやiPhoneを活用し、90分授業を計14回実施する。集中講義も可能という。  牛丼の値下げ競争や人気ゲームソフト廉価版、コンビニやレンタル店などの価格戦略といった同書の解説が講義の下敷き。そのため講義内容は「人気ゲームソフトを題材に考える価格の基」「アイドルのオマケ商法を題材に考える価格戦略」などを予定している

  • asahi.com(朝日新聞社):古本売った費用で視覚障害者向けの本を スタバが活動 - 社会

    客が持ち込んだは、店内に置いた専用の箱に入れていく=津市藤方  大手コーヒーチェーン「スターバックスコーヒージャパン」(東京都)が今月、店で古を集め、売ったお金を視覚障害者のづくりのために寄付する活動を展開している。  注文したカフェラテを受け取りにカウンターへ。そこに置かれた赤のカードが目に留まる。  あなたのこころをすでに満たした1冊の。同じ1冊のが、役目を変えて、次の誰かにつながりますように  この活動は、CSR(企業の社会的責任)活動の一環で、今月1日から全国877店のうち約450店で始まった。  読み終えて要らなくなったを回収し、中古を扱うブックオフオンライン(神奈川県)で買い取ってもらう。お金は社会福祉法人日点字図書館に寄付し、小説などを朗読した「録音図書」の制作費に活用する。  発案したのは、CSRチームの松しのぶマネジャー。「クリスマスを前に、を通じた活

  • asahi.com(朝日新聞社):シャープとソニーの「国産電子書籍端末」は買いか待ちか? - 斎藤・西田のデジタルトレンド・チェック - デジタル

    シャープとソニーの「国産電子書籍端末」は買いか待ちか?(1/3ページ)2010年12月9日 印刷 Check 画像1:シャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」、5.5型モデル。片手で持てる、持ち運び重視モデル。雑誌や新聞を電車で読みたい人に。3万9800円(シャープ直販のみ) 画像2:「GALAPAGOS」、10.8型モデル。持ち運びを重視しない家庭向けモデル。5万4800円(シャープ直販のみ) 画像3:ソニーリーダー・Pocket Edition「PRS−350」(実売価格2万円)。ディスプレーに5型の電子ペーパーを採用、大きさはほぼ文庫と同じ。重量も155gと非常に軽い。バッテリーが2週間持つ点も魅力的 画像4:ソニーリーダー・Touch Edition「PRS−650」(実売価格2万5000円)。こちらは、ディスプレーに6型の電子ペーパーを採用、少し大きめ。いわゆる「自炊

  • asahi.com(朝日新聞社):読書専用機か多機能型か、電子書籍端末は戦国時代 - デジタル機器 - デジタル

    電子書籍元年」といわれる今年の年末商戦をにらみ、を読める携帯型の情報機器が次々登場している。25日にはソニーが新端末「リーダー」を12月10日に発売すると発表した。読書に特化した「専用機」で、市場は米アップル製のiPadなどネットにつながる「多機能型」と二分。参入が相次ぐコンテンツ配信ビジネスと連動して、激しい競争が始まる。 ■「読書好きには受け入れやすい」  「1400冊を1台に保存でき、月3冊読む人には38年分のになる。まさに『ポケットに棚』だ」。ソニーマーケティングの栗田伸樹社長は25日の発表記者会見で、「リーダー」をこうアピールした。会場に約1400冊を並べた棚を置き、分量を見せる凝りようだ。  2006年から順次売り出した欧米など13カ国に続き、日でも発売。画面サイズが文庫に近い5型の「ポケット」(店頭想定価格約2万円)と、6型の「タッチ」(同約2万5千円)の2機種

  • asahi.com(朝日新聞社):【出版】「デジタル教科書」は、なぜ、もてはやされるのか - メディアリポート - デジタル

    今年が「電子書籍元年」と呼ばれるのは、アマゾンのキンドル、アップルのアイパッドなどの端末の登場がきっかけとなったことは間違いない。これによりコンテンツの流通形態が「物流からネットワークへ」移行するだけでなく、読者の手元にあるが「紙から電子ディスプレイへ」と変化することになる。  産業構造の変化だけでなく、図書館や学校などでの果たしてきた文化的役割についても変化が予想される。  端末への注目が高まるなかで、いささかの不安を伴って議論を巻き起こしている分野に教育への利用がある。  「デジタル教科書」という言葉が持つ印象と影響は、単に教材や教科書をデジタル化して端末で読むことにとどまらない。子どもたちが、端末を持つことで重いランドセルから解放されるという明るい提案がある一方で、教室での授業風景が一変するかのような紹介がされている。このため、長年経験を積んだ教授スタイルを持つ教師の間でも不安や

  • asahi.com(朝日新聞社):廣済堂、iPhone・iPad向け電子書籍書店アプリ開始 - 日刊工業新聞ニュース - デジタル

    廣済堂は米アップルのiPhone(アイフォーン)とiPad(アイパッド)向け電子書籍書店アプリ「BookGate」を26日にオープンする。60社の出版社やコンテンツホルダーと契約し、70タイトルで開始する。あわせて、ミュージシャンの石井竜也氏によるオリジナルの電子書籍「詞解文書」もリリースする。10月末までに約300タイトルをリリースし、2011年3月までに2000タイトルまで拡大する。  BookGateは、一回購入(ダウンロード)すると、iPhoneとiPadの両方で閲覧できるため、利用シーンに合わせて端末の使い分けが可能。「しおり機能」により、どちらのデバイスを使う時も継続して読書できる。購入した書籍は、自分だけの棚として蔵書できる機能を設けた。「棚」にあるはインターネットへの接続は不要なため、インターネットがつながらない環境下でも読書が楽しめる。  電子書籍をめぐっては、大日

  • 1