米フェイスブックの利用者データ流出問題は、「データ資本主義」時代が直面する課題を我々に突きつけた。あらゆる個人データをサービスの改善につなげてイノベーションをけん引する一方で、「守…続き FB流出 急成長のジレンマ、バグ増え攻撃の狙い目に [有料会員限定] GAFAが今欲しがる、「炎上」防ぐための人材
![テクノロジー : 日経電子版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f74b342356fffd1ef1d257436ef7641e63035b87/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.nikkei.jp%2Frelease%2Fv3.1.72%2Fparts%2Fds%2Fimages%2Fcommon%2Ficon_ogpnikkei.png)
シャープの情報端末「ガラパゴス」 シャープは電子書籍用の情報端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」を、インドで電子教科書の閲覧用端末として実用化する方針を固めた。2011年に現地の大学の授業で実証実験し、12年度中にも実用化にこぎ着ける考えだ。中学や高校など中等教育機関にも広げるほか、将来的にはアフリカでの展開も視野に入れ、海外展開を本格化させる。 ガラパゴスはタッチパネル式の液晶画面で、大きさは10.8インチと5.5インチの2機種。専用サイトから電子書籍を配信し、来春には映画や音楽、ゲームも追加する。新興国で電子教科書として活用する方針は発売前に表明していたが、具体化するのは初めて。 シャープの提案などをもとに来年1月、総務省とインド南部のインド工科大ハイデラバード校(アンドラプラデシュ州)が共同で、電子教科書を配信する実証実験を始める。シャープは実験を通し、教科書として活用した
国会図書館 電子書籍も収集へ 1月3日 4時7分 国立国会図書館は、専用端末の発売などで普及が進む電子書籍などを収集する新たな仕組みを作るため、具体的な検討を始めました。これまでのところ、発行する側から送信してもらう方法と、インターネットのサイトから専用のソフトを使って集める方法を組み合わせる案が検討されているということです。 国会図書館は、国内で発行される書籍や雑誌、それに音楽CDなどを、文化財として将来にわたって利用するために収集していて、これまでにおよそ3600万点を保管しています。しかし、民間企業や個人が出す電子書籍や電子雑誌などは対象になっていなかったため、書籍や出版などの業界団体から意見を聞いて、収集方法などについて具体的な検討を始めました。課題は、対象となる電子書籍などを網羅的に収集していく方法で、これまでのところ、出版社や個人など発行する側から送信してもらう方法と、インター
電子書籍元年などと呼ばれた2010年が終わりました。いくつものサービス、デバイス、フォーマットが俎上に登りましたが、コンテンツはいまだ増えず……というわけで、2010年が元年だったかどうかは「電子書籍2年」たる2011年の動き次第なのかもしれません。今回は、前々回の続きで「EPUB 3.0」におけるリッチメディアの扱いについてまとめます。 Editor's Draft 第2版について EPUB 3.0 Editor's Draftの第2版が公開されました(ダウンロードサイト)。公開日は12月16日、いまだ詳細に定義されていない項目も多く含まれますが、第1版に比べても「姿が見える」ものに進化しています。 11月に公開された第1版との比較ですが、XHTMLやCSSなどEPUBの構造について言及した文書「EPUB Content Documents 3.0」には、脚注と引用に利用する「epub:
新年あけましておめでとうございます。2010年は3回目とも4回目ともいわれる「電子書籍元年」でありました。また今年2011年こそは、本当の「電子書籍元年」になるという予測する声も聞かれます。 しかし「元年」という言葉には、過去の失敗や課題をリセットしてなかったことにしてしまう響きがあると筆者は感じてます。いささか語呂は悪いですが、今年は少なく見積もっても「電子書籍2年」であるという認識のもと、昨年を通して明らかになった課題に対して継続して取り組んでゆくべきではないでしょうか。 本稿では、電子出版がこれから対峙しなければならない課題について考えてみます。 2009年に注目を集めたのはKindleやそのライバル機にあたる数々の読書端末でしたが、2010年は「プラットフォーム」と「フォーマット」に対して大きな関心が払われました。 プラットフォーム プラットフォームは土台を表す言葉ですが、電子出版
なんか騒がしいようである。 自炊の森ってなんやねん?という人のために。 http://www.jisuinomori.com/service/ これに関してこのような記事を見つけた。 記事 ようするに、私的複製の範囲なので適法というお立場のようである。 なにやら、サービスに先立って、弁護士の先生に確認したということなので、その弁護士からお話をお聞きしてみたいと思うところであるが、ネットで公開されている情報をもとに、私なりに考察してみた。 「当店のサービスの要点は、利用者ご自身が自分の体を使って自炊(スキャン)する、という点です。著作権法で定められている私的複製の要件として、これが求められるからです。」 これはかなり誤解を与える表現である。 (私的使用のための複製) 第三十条 著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限
Dolphin Publisherでは、DAISY図書に音声を入れた後からでも、自由にテキストの編集をすることができます。 バージョンアップにより、以下のことができるようになりました。 ・EPUB3 Media Overlays の出力ができる。 ・EPUBファイルを開くことができる。 ・DAISY3が出力できる。 ・外部のhtmlエディタを呼び出せる。 ・日本語ファルダ名のファイルも開くことができる。 DolphinPublisherのデモ版(30日間使用可能)は、下記リンクよりダウンロードできます。 DolphinPublisher v3.53 日本語版 販売価格(消費税抜き)は、2016年11月25日時点では以下の通りです。変更される可能性がありますので、ご注文前にお問い合わせください。Dolphinのウェブサイト(英語)が最新情報になります:http://www.yourdolph
EasyReaderは、アクセシブルな、電子書籍のプレーヤーで、DAISYやEPUB、HTML、テキスト等を再生できます。表示や音声を個人のニーズに合わせてカスタマイズでき、優れた検索やナビゲーションで、自分のスタイルで効率よく読書を楽しめます。 ・10倍まで拡大できます。 ・文字や背景の色の組み合わせは、すべての色から選べます。 ・読みたい個所をクリックすると、そこから再生できます。 ・テキストの検索をして、検索先にジャンプできます。 ・見出しの階層ナビゲーションができます。 ・ページや注などを読み飛ばす設定や、それらを検索できる機能があります。 ・合成音声(TTS)、または録音された声で読めます。 ・センテンスの間の長さを調整できます(センテンスごとに一時停止することも可能)。 システム要件 対応フォーマット:DAISY2.02とDAISY3(マルチメディアDAISY、テキストDAIS
米電子書籍標準化団体「国際電子出版フォーラム(IDPF)」の電子書籍の閲覧方式「EPUB(イーパブ)」が来年5月、日本語に正式対応することが28日、分かった。米アップルの「iPad」が採用するなど事実上の世界標準となっているが、日本語などの縦書きを想定しておらず、国内では普及していなかった。日本語対応したイーパブを国内の出版社や電子書籍端末のメーカーが採用すれば、開発にかかる時間や費用を大幅に抑えられ、電子書籍のさらなる普及に道を開くことになる。【宇都宮裕一、南敦子】 日本電子出版協会が今年4月、日本語対応を提案。その後、IDPFから内諾を得た。日本電子出版協会は技術者を派遣し、日本語対応のためのプログラム作成に協力している。来年5月に完成予定のイーパブ3.0は、日本語の縦書きや句読点の禁則処理、ルビ表記などに対応する。同じく縦書きの中国語のほか、右から左へ書くアラビア語やヘブライ語にも対
教育現場への「電子教科書」導入をめぐって、推進と慎重(反対)両派による議論が熱を帯びてきている。 教科書という「学習ツール」の軸が紙から電子に切り替わることで、子どもたちにどのような影響が生じるのか、その及ぶ範囲を広くとらえて丁寧に検討してほしい。 議論が活発化する呼び水になったのは、民主党政権が教育へのICT(情報通信技術)活用に向けて積極姿勢を打ち出したことだ。デジタル教材の開発が進行している背景もある。 政府は学校教育の情報化を進める工程表をまとめ、2020年度までに情報端末を「1人1台」配備する計画を示した。 文部科学省の学校教育に関する懇談会は教育の情報化ビジョンに、「電子黒板」の導入支援策の検討、電子教科書の開発促進などを盛り込んだ。総務省も全国の公立小10校を選び、1人1台の実証実験を始めた。関連企業などによるデジタル教科書教材協議会も発足した。 電子教科書は、教科
前回「紙で発刊できる作家は初版印税が保証されるため、まだそれほど端末が普及していない電子書籍より紙の書籍で発刊する」、「しばらくの間は日本での電子書籍は紙の書籍と同程度の価格で同時発刊というかたちで普及していくことだろう」と書いた。これは現状の紙の出版ビジネスを考慮するとこのようになるだろうとの予測である。では、この状況を一変させる可能性はないのだろうか? “紙で発刊できる作家”というのは、言い換えれば、良質なコンテンツクリエイターということである。もちろん紙で発刊しているすべての書籍が良質なわけでもないことは当然だが、それにしても自費出版を除けば出版社が数百万円という紙書籍発行のリスクを負うのであれば、それなりの品質の書籍、売れる書籍を発刊したいと思うのもまた当然だ。であれば、現状では編集者がフィルターとなり、ある程度の品質を担保しているものが紙の書籍として発刊されているといえるだろう。
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