そりゃあるよな。口に入れて噛むだけで旨味が溢れるんだから。 何か行動するときに、ついでにイカを口に入れるだけで、常に口の中が美味い状態に保たれるんだから。 今だってあたりめを噛みながらこれを書いてるんだから、その説得力と言ったらないよ? 全然ふざけてるつもりはないんだ。ちょっと風変わりなことを言ってウケをとろうとかそういうのじゃないんだ。 たかがイカでしょとか言うのももっともらしくはあるよ。でもそれはイカを口に含んでないから言えるんだよな。 いざ含んでみたらみんな翻すことになる。特に何かしながらの「ながらイカ」のありがたみは一回やれば分かる。 例えば家への道を歩んでいるとき、何か漫然と考えたりしてると思うんだけど、 このときイカを噛んでると、こう、これは比喩なんだけど、 脳の今使っている以外の領域に「美味い」って信号が絶えず送られているような感じがするんだよね。 あくまでも隙間に、メインの