前回のエントリーでプレゼンテーションの資料を配布出来ないことにちょっと触れたが、違った見方をするとせっかくセミナーで情報公開をしても紙で配布をする限りその場に参加した人だけへしかノウハウは提供されないわけで、たまたまその場に参加できなかった人はそのノウハウを再活用できないことはちょっともったいないとも考えられる。 たぶんそういう事にも配慮して、最近ではIBMを始めいくつかのベンダーがセミナーでの配布資料をホームページからダウンロード提供するようになり、最近では講演者自身が自分のサイトやブログで公開しているのもちらほらと目にするようになった。 前回情報公開に否定的なことを書いたお詫びというわけでもないが、ここでは我々が開発したナレッジマネジメントモデルの1つを紹介する。ちなみにこの分野でもっとも有名なのは野中先生のSECIモデルである。我々のモデルももともとはSECIモデルをベースとしたもの