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2010年1月17日のブックマーク (3件)

  • 業界人間ベムRELOAD

    事業会社からDXの成功事例をよく聞かれる。またエージェンシーを含むマーケティング支援事業者からも、データを活用したマーケティング活動の成功事例は?などという質問がよく来る。もちろん成功事例は情報として価値がある。参考にもなる。ただ成功事例だけ欲しがる傾向には問題がある。 まず成功したという評価をするにはまだ早い事例が多い。またそれぞれの企業の個別の状況や課題がある中で、よその事例をそのまま参考にできるかは微妙である。そして、これが最大の理由だが、実は失敗例の中にこそ参考になる要素が多いということだ。だが特に失敗例は世の中に出て来ない。そうそう失敗を公表する企業もないし、大概当は失敗なのに責任者の保身のために成功を装うことが多い。さらに失敗の原因をしっかり分析する会社もほとんどない。しかるに、自身で実際にやってみるしかないのだ。失敗事例に有効な情報があるのは、故野村克也監督の名言(「勝ちに

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  • 失敗を責めない社会 | rionaoki.net

    起業家はリスク愛好的な、ちょっとおかしな人々がやるようなことだという認識はないだろうか。しかし、起業をするのにリスク愛好的である必要はないし、ビジネスをする上で慎重に計画を練って行動することは必要だろう。 失敗する可能性はあるが社会的に有益な事業を増やすためには、起業に伴うリスクを下げることが必要であり、その一番重要なステップは失敗を責めるのをやめることだ。 Entrepreneurs and Risk « The Baseline Scenario I’m inclined against the conventional wisdom because I co-founded a company, it’s done pretty well, and I’m about the most risk-averse person I know. (Want proof? I even wo

  • 「ブラックスワン」書評 - アンカテ

    簡単に言えば、ビル・ゲイツと小錦の違いについてのである。 ほとんどの人は、ビル・ゲイツのような金持ちも小錦のように太っている人も知りあいの中にはいないだろう。 世界の大富豪長者番付というページによると、ゲイツの総資産は5兆1260億円で、これを年利1%で運用したとしても、それだけで年収500億である。 小錦の方は、KONISHIKI - Wikipediaによれば、「2008年2月、ついに体重が300kgを超え」てしまったそうだ(その後、減量に挑戦して、160kgまで落とすことに成功したとのことだが)。 一生の中で、年収500億や体重300kgの人と直接知り合いになる人はめったにいない。だから、小錦とビル・ゲイツは同じようなものだ(同じくらい自分と隔ったものだ)と、多くの人は考える。しかし、実は両者には大きな違いがあるのだ。 知り合いの中から特に太めの人を数人選抜して、体重を足せば小錦よ

    「ブラックスワン」書評 - アンカテ