ナイジェリアのイスラム過激派組織ボコ・ハラムの襲撃を受けたチャドのヌグブア村の様子(2015年2月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/STEPHANE YAS 【2月17日 AFP】ナイジェリアとの国境に近いカメルーン北部で16日、イスラム過激派組織ボコ・ハラム(Boko Haram)と政府軍との戦闘があり、兵士5人とボコ・ハラムの戦闘員86人が死亡した。カメルーン軍が明らかにした。 死亡した兵士らは、ナイジェリアを拠点とするボコ・ハラムとの戦線に配置されているカメルーンの精鋭部隊「緊急介入大隊」に所属していた。匿名で取材に応じたカメルーン兵によると、部隊が「ボコ・ハラムの待ち伏せ攻撃」を受け、3時間近くにわたる銃撃戦に発展したという。カメルーン軍は昨年8月以降、同国北部の極北(Far North)州に2000人以上の兵士を配置している。 一方、軍関係者は16日、ボコ・ハラム関係者とみら