【モスクワ、北京聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の「執事」と呼ばれるキム・チャンソン国務委員会部長がロシアの首都モスクワを訪問したことが分かった。 モスクワや中国・北京の消息筋によると、キム氏は北京を経由し、19日(現地時間)にモスクワ入りし、現在もモスクワに滞在しているという。 キム氏は金委員長がロシアを訪問する際の儀典に関してロシア側と協議することが予想される。 金委員長の最側近の1人で秘書室長役とされるキム氏がモスクワを訪問したことから、金委員長のロシア訪問が差し迫っているものと受け止められる。 先月末にベトナム・ハノイで行われた米朝首脳会談が物別れに終わってから、金委員長がロシアを訪問する可能性が高まったとの見方が強まっていた。 米朝首脳会談で制裁緩和などの要求が受け入れられなかった北朝鮮が、米国に圧力を加えるために中国やロシアとの関係
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は21日、南北交流協力推進協議会を開き、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の映像を通じた再会行事を準備するため、南北協力基金から約31億ウォン(約3億円)を支援することを決めた。 離散家族の映像再会は2005~07年に計5回実施された。韓国にはソウルなど13カ所に映像再会が可能な施設がある。支援金は施設の補修や北朝鮮側施設への装備支援などに使われる。 韓国政府はモニターやビデオカメラなどを北朝鮮に搬出するため、国連安全保障理事会の制裁や米国の独自制裁の例外認定を受けている。 一方、離散家族1世の記録を保存し、今後の交流などに備えるためのDNA検査に必要な経費15億7500万ウォンも南北協力基金から支援することにした。韓国政府は14年から毎年、離散家族のDNA検査を行っている。 韓国統一部によると、18年の南北協力基金の収入は6411億ウォンで、5565
Posted March. 21, 2019 08:03, Updated March. 21, 2019 08:03 ハノイでの米朝首脳会談の決裂後、韓国政府が米朝間の「仲裁者」に代わって「促進者」という概念を本格的に使っているが、トランプ米政権は当初から韓国側に「仲裁」役を担ってほしいと表現したことはないという主張がワシントンから出た。 米国務省の元関係者は20日、「トランプ政権が大統領府に『仲裁』役を担ってほしいと要請したことはなかった」とし、「北朝鮮が依然として米国の安全の脅威であるため、米国の関係者たちは(北朝鮮と米国をつなぐ)『仲裁者』という表現をめぐって拒否感を示した」と伝えた。 仲裁ではなく、非核化が進んだ場合、北朝鮮が感じる安全に対する憂慮を払拭させる考えがあるという米国の意向を伝えてほしいと、韓国政府に頼んだという。 同関係者は、「最近、トランプ政権関係者が韓国側の交渉
Posted March. 21, 2019 08:03, Updated March. 21, 2019 08:03 米空軍のB‐52戦略爆撃機2機が19日、韓半島に近い日本列島の東海(トンヘ・日本海)上まで飛行し、引き返したことが確認された。米朝非核化交渉を考慮して韓半島周辺では展開していなかったB‐52爆撃機が再び登場したのだ。 20日、米インド太平洋司令部によると、2機のB‐52がグアムのアンダーソン基地から19日に発進して日本列島の東海岸に沿ってカムチャッカ半島付近まで北上して引き返した。米インド太平洋司令部は、ホームページを通じて、「国際法と関連規定を順守して行われた該当作戦地域の訓練」と明らかにした。 しかし、南シナ海付近で主に飛行訓練をしてきたB‐52爆撃機が韓半島周辺を飛行したのは、ハノイ会談決裂後、非核化交渉の中断と挑発再開を示唆した北朝鮮に対する米国の警告という観測も
オランダ・ハーグの国際刑事法廷メカニズム(MICT)の法廷に到着したボスニア・ヘルツェゴビナ内戦のセルビア人勢力指導者、ラドバン・カラジッチ被告(2019年3月20日撮影)。(c)Peter Dejong / various sources / AFP 【3月21日 AFP】オランダ・ハーグ(The Hague)の国際刑事法廷メカニズム(MICT)は20日、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦のセルビア人勢力指導者、ラドバン・カラジッチ(Radovan Karadzic)被告(73)の上訴審で、同被告に終身刑の確定判決を言い渡した。 MICTは判決理由として、同内戦における被告の戦争犯罪の「すさまじい規模と組織的残虐行為」を挙げた。判決が読み上げられる中、カラジッチ被告は険しい表情で無言のまま被告席に立っていた。 旧ユーゴスラビアの分裂解体を招いた戦争での犯罪を裁く公判は、今回の上訴審を含めて残り
イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が最後の拠点とするシリア東部の村バグズで、丘の上からISを監視する民兵組織「シリア民主軍(SDF)」の戦闘員(2019年3月18日撮影)。(c)Delil souleiman / AFP 【3月19日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が、最後の拠点となったシリア東部の村バグズ(Baghouz)でクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」に抵抗している中、ISの報道担当者は18日、シリア国内の別の場所でSDFを攻撃するよう支持者に呼び掛けた。 IS報道担当者のアブ・ハッサン・アル・ムハージル(Abu Hassan al Muhajir)氏は、メッセージアプリ「テレグラム(Telegram)」に投稿した音声ファイルで、SDF制圧地域にいるISの支持者に行動を起こすよう呼び掛け、「同志たちの流した血のために復讐(ふくしゅう)せよ。爆発
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