マカオ政府衛生局(SSM)は6月12日、マカオと隣接する広東省・珠海市のほか、台湾、東南アジア各国でデング熱の流行が極めて深刻化しているとし、マカオ市民に対して身の回りの水たまりの除去など環境衛生管理に気を配り、適切な予防措置を講じるよう注意を呼びかけた。 6月11日に珠海市が公表した資料によれば、同市内で同月10日までに確認されたデング熱感染例は15例(域内1例、輸入性14例)に上り、前年同時期の2人から大幅増だったとのこと。このほか、台湾で今年確認されたデング熱感染例は域内が16例、輸入性が163例で、過去10年間の同時期との比較で最多。マレーシア、ベトナム、シンガポール等の東南アジア諸国でも前年同時期から倍増、カンボジアでは1ヶ月で1300例の感染疑いが記録されたという。このような状況を受け、SSMではマカオにおけるデング熱感染リスクが増大しているとした。 今年マカオで確認されたデン
マカオ政府衛生局は9月13日、マカオで在郷軍人病(退役軍人病、レジオネラ肺炎)感染者を確認したと発表した。 SSMが発出したプレスリリースによれば、患者はマカオ人の76歳の男性で、慢性疾患があるとのこと。9月10日に発熱、食欲不振などの症状が現れたため、公立総合病院の仁伯爵綜合醫院の救急外来を受診。肺炎の疑いがあるとして入院治療が必要と診断され、その後の尿検査で在郷軍人病に感染していることが判明したもの。現在、患者は同院に入院中で、危篤状態にあり、意識も混濁しているという。 なお、患者は潜伏期間となる発病前の10日間に海外へ出かけていないとのこと。同居の家族に類似の症状は見受けられないという。 在郷軍人病はレジオネラ菌が引き起こす伝染病の一種で、菌を含む水が空調などを通じて飛散することによる空気感染すると考えられている。病名の由来は1976年に米国フィラデルフィアで開催された在郷軍人大会で
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