HTML4.01 および HTML5.0 における id 属性の仕様についてまとめています。 結論から示すと、id 属性には概ね次のようなことが言えます。 HTML4.01 では、半角英数字と一部の記号しか使えず、半角英字から開始する必要があった。 HTML5.0 では、スペース文字(空白文字)の禁止を除く、あらゆる制限がなくなった。 スペース文字とは、スペース・タブ・改行・改ページ、を指す。 極端に言えば、全角日本語を id に指定することができるようになった。 互換を維持したいときは、HTML4.01 の仕様に合わせるしかない。 HTML4.01 での仕様 HTML4.1 では、id 属性に与える値は厳しく制限されています。制限の内容は次の通りです。 HTML4.01 で id 属性に与える値の制限 使える文字は以下に限定される。 半角英数字(a-z|A-Z|0-9)、ハイフン(-)、