最初に結論を書いておきます。コーディング規約を守っても品質は上がりません。スキルの無いプロジェクトマネージャが品質保証のためにコーディング規約を活用しますが、あれが良くないです。コードの品質は中身です。コーディング規約を守ることで、可読性の一部は担保できますが、全体の品質は担保できません。 そもそも、コードはエンジニアとセットになって価値を発揮すると考えています。属人化は避けるべきですが、それぞれのエンジニアの持つ特性は切り捨てられません。本来であれば、エンジニアの持つ特性を解析したり、継承したりして、会社としての知的財産として扱うべきです。ただ、今の日本でそれができている会社は本当に少ないです。 コーディング規約でガチガチにしばれば、エンジニアの持つ特性は切り捨ててコードを規格化することができます。また、コーディング規約という物差しを使えば、スキルの無い人でも「コーディング規約に沿ってい
![コーディング規約を守っても品質は上がらない:ヒエログリフ -エンジニア版-:エンジニアライフ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c7f3ec6bb6d60d55b2783d915b9e45138f9c8c96/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fel.jibun.atmarkit.co.jp%2Ffor_sites%2Fimages%2Flogo_el_1200x630.png)