この記事ではUML(統一モデリング言語)の代表的なもののひとつである「クラス図」について、用語の意味から作成方法、分かりやすく書くコツまで解説します。 用語の意味を正しく理解することは作業の効率化に繋がります。ぜひこの記事で理解を深めてくださいね。 クラス図とは クラス図はUML(統一モデリング言語)のひとつで、特徴は「システムの静的な構造・関係性を視覚的に表現するための図」であることです。 視覚的に表現、というのがポイントです。たとえばシステム開発の仕様書がすべて文字ベースだと、読み解く人はもちろん作成する人も大変な労力です。さらに文字ベースの仕様書だと、システムの抜け漏れにも気付きにくいです。 文字ベースの仕様書に対して、クラス図はシステム間の静的構造・関係性を図で表現したものです。記述ルールも統一されており、汎用性および保守性に優れています。 クラス図のメリット 主に下記の3点がクラ