今から約30年前の1970年代後半、「ブルトレブーム」というのが鉄道趣味界を席巻した。 その中心となったのは幼稚園児から中学生ぐらいの子供たち。世代的に言うと、昭和40年代生まれ、2009年現在、35〜45歳ぐらいになっている層に当たる。 そのちょっと前。1976年前後に、「スーパーカーブーム」というのがあって、小さなお友達は児童向けの図鑑や写真文庫を買い求めて、ランボルギーニとか、フェラーリ、ポルシェなどの超高性能乗用車の車種を一生懸命、覚えた。一番人気は、もちろんランボルギーニ・カウンタック(異論は認めない)。消しゴムとかシールとかを集めてはみんなで自慢しあったモノだ。 そのブームの延長線上に、ブルトレブームがあった。1977年頃から、国鉄のブルートレイン、そして特急へと子供たちの興味が移っていったのだ。 その背景には、 70年前後 昭和20年代生まれ(現在、55〜65歳ぐらい)を中心