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2011年2月20日のブックマーク (3件)

  • asahi.com(朝日新聞社):国宝の表面曇る 修復用の合成樹脂、数十年経て劣化 - 社会

    国宝や重要文化財を含む、美術品や建造物などの修復に使われた合成樹脂が時間がたったことで劣化して曇り、絵画が見えづらくなるなどの被害が出ていることが、東京文化財研究所の調べで分かった。千件以上の文化財に使われたとみられ、被害は数百件以上ともいわれている。同研究所などが合成樹脂を分解する溶液の開発を進めている。  この合成樹脂は接着剤などに使われる「ポリビニルアルコール」。顔料がはがれるのを防ぐ効果があり、1940年代以降、美術品や建造物の修復で使われた。しかし、数十年経つと、表面に細かい傷が入り、すりガラスのように灰色がかって曇ってしまったり、硬くなって絵が反り返ったりする被害が出ている。  森田恒之・国立民族学博物館名誉教授によると、1980年代末ごろ、桃山時代の絵師・長谷川等伯(とうはく)一門が描いた京都・智積院(ちしゃくいん)の障壁画「桜図」(国宝)の表面が浮き上がり、反り返ったという

    usataro
    usataro 2011/02/20
    ↑文化財修補は少なくとも数百年単位での保存を目指し、なるべく制作当時の技術を用いる。50年程度の短期で劣化が著しくなるのは文化財保護の観点からは「被害」としか言いようがない。
  • asahi.com(朝日新聞社):五島列島 カクレキリシタンとカトリックの胸の内 - 秘境添乗員・金子貴一の地球七転び八起き - トラベル

    五島列島 カクレキリシタンとカトリックの胸の内2011年2月18日 印刷 Check 「カクレとカトリックの信仰は違うのです」と語る、カクレキリシタン第9代大将(最高責任者)坂井好弘師夫 イエス・キリスト像と伝わる「神様」とロザリオ。箱の中には、江戸時代に奉納されたと思われる古銭も数枚入っていた 「カクレも同じカトリックです」と語る、桐修道院のカトリック修道女・下照子シスター キリシタン洞窟には、今でも船でしか行くことはできない。私たちが訪れたときは波が荒く、再度挑戦して、船頭を狭い岩場にぶつける様にしてやっと着岸できた キリシタン洞窟は、若松島南端の断崖絶壁の底にあり、入口付近の高さと幅は共に約5メートル、奥行きが約50メートルのT字型洞窟だ 郷土史に詳しい下窄忠氏によると、3家族12人程が、明治2年3月から5月頃にかけて、キリシタン弾圧を逃れて洞窟内に隠れ住んでいたと言う。入ってみ

    usataro
    usataro 2011/02/20
    隠れキリシタン組織の長(大将)への聞き取り。
  • asahi.com(朝日新聞社):隠れキリシタン紀行〜五島列島編〜 - 秘境添乗員・金子貴一の地球七転び八起き - トラベル

    隠れキリシタン紀行〜五島列島編〜2011年2月4日 印刷 Check 山神神社の例大祭のあと、氏子たちがカクレキリシタンであることを「今日初めて知った」と吐露する宮田紀久宮司 五島列島の山神神社は、カクレキリシタン研究者の宮崎賢太郎・長崎純心大学教授が、著書『カクレキリシタン』で「(全国で)四番目のキリシタン神社」と記す「キリシタンを御神体として祀る」神社だ 昼は、新上五島町奈良尾郷の郷土料理研究会の方々が、一週間も前から準備してくれた「紀寿し」「おかめ寿司」(写真手前左の皿の上にある)などの伝統的手作り料理。その美味しさは参加者に深い感銘を与えた 郷土料理研究会会長の谷佳江さんが、一つ一つの料理を丁寧に説明してくださった。同会が旅行者に事を提供したのは初めてだという 五島列島に現存する唯一のカクレキリシタン組織で、第9代目の最高責任者「大将」を務める坂井好弘師 「何百年にもわたって、

    usataro
    usataro 2011/02/20
    これおもしろいなあ。民俗学的な調査や分析はどのくらい進んでるんだろうか。というか、そもそも民俗学的アプローチが有効なんだろうか?フィールドワークは民俗学的手法でできそうだけれど分析の方はどうなんだろ。