百名城スタンプを始めてから、自分の「城」の好みというものを強く意識するようになってきました。改めて意識していろいろな城跡を見て回るようになると、単に「百名城」と言っても、実に様々なタイプの城跡があるものだと実感します。 そんなことを思うようになってから、関東近郊で最も気になり始めた城跡が群馬県は太田市にある金山城です。ここは関東地方では有数の規模を誇る山城跡で、鎌倉時代に新田義貞がその礎を築いたたと言われていますが、戦国時代の乱世で何度もの実戦を経て、最後は北条氏の滅亡とともに廃城となって以来、実に400年以上忘れ去られ放置されていた、まさに遺跡でもあります。本格的な発掘が始まったのは平成に入ってからなのです。 それにしても山城ってなんか惹かれるものがありますよね。平地に大都市を形成する中心として、巨大な縄張りと大天守を持つ戦国末期の平城も良いですが、やはり純粋に戦のための機能を追求し、城
![400年以上前に廃城となった関東有数の山城の遺跡:太田金山城跡を散策する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6577d8779093c49289c39f595a9b0f7f1d2eb018/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.hisway306.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F11%2F38265572941_c5150faeda_c.jpg)