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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (5)

  • 愚者の行進 : 池田信夫 blog

    2012年06月30日09:23 カテゴリその他 愚者の行進 昨夜は官邸前で反原発デモが盛り上がったらしい。こういう古典的な大衆運動は日ではもう終わったと思っていたが、アメリカの"Occupy Wall Street"と同じように、ソーシャルメディアが大衆運動を活性化したのかもしれない。それは悪くないのだが、彼らの「大飯原発の再稼働阻止」という目的はナンセンスだ。 すでに運転許可が出て再稼働の作業は始まっているので、これを止めるには電気事業法にもとづく技術改善命令が必要で、デモは役に立たない。他の原発を動かすなという示威だとすれば、それはすでに5兆円に達している原発停止による損失をさらに拡大するだろう。つまりこれは日をさらに貧しくしろというデモなのだ。 原発の健康リスクは火力より小さく、運転を止めることで安全にもならない。このまま原発を止め続けると、数年で東電以外の電力会社も債務超過に

    愚者の行進 : 池田信夫 blog
    usataro
    usataro 2012/07/01
    原発事故が起きた方がよっぽど経済的損失大きいだろ。
  • 内田樹氏のエコ幻想 : 池田信夫 blog

    2011年03月27日10:25 カテゴリエネルギー 内田樹氏のエコ幻想 内田樹氏の記事について論評したら、大きな反響があったので、少し補足しておこう。この記事が前半でいっている「政府や東電の対応が帝国陸軍と似ている」というのはその通りで、私も同じような感想を書いた。しかし内田氏はそこから「すべての原発の即時停止と廃炉」を求めるのだ。その理由を彼はこう書く:[原発は]いったん事故が起きた場合には、被曝での死傷者が大量発生し、国土の一部が半永久的に居住不能になり、電力会社は倒産し、政府が巨額の賠償を税金をもってまかなう他なくなる。原発事故によって失われるものは、貨幣に換算しても(人の命は貨幣に換算できないが)、原発の好調な運転が数十年、あるいは数百年続いた場合にもたらされる利益を超える。これは事実認識として誤りである。今回の原発事故で、人命は1人も失われていない(今後も死者はゼロに近いだろう

    内田樹氏のエコ幻想 : 池田信夫 blog
    usataro
    usataro 2011/03/27
    未だ進行中の「福島第一原発の事故の損害は、想定された最悪の事態よりはるかに」大きい。/「彼らはいったん得た豊かな生活を捨てないだろう」ということこそが幻想だろう。
  • 戦後知の可能性 : 池田信夫 blog

    2011年01月24日22:24 カテゴリ科学/文化 戦後知の可能性 タイトルの「戦後知」とは、編者によれば「敗戦直後から日社会の現実に向き合って、社会の変革にかかわろうとしてきた啓蒙的知識人の系譜」だという。この自己規定にもあらわれているように、書は丸山眞男や竹内好など10人の「進歩的知識人」を取り上げて、その再評価を試みたものだ。 論文集としては成功しているとはいいがたいが、ざっと読んで印象的なのは、対象となる「啓蒙的知識人」が共通にマルクス主義の強い影響を受けていることだ。もっともその影響の希薄な丸山でさえ、「講座派的近代主義」の一種ともいえる。吉隆明や網野善彦はマルクス主義者であり、村上重良は共産党員だった。もっとも若い世代の柄谷行人でさえ、マルクスの影響を脱却できていない。 もう一つの共通点は、「西欧近代」に対するあこがれと反発のアンビヴァレンスだ。丸山のようにもっともモ

    戦後知の可能性 : 池田信夫 blog
    usataro
    usataro 2011/01/25
    こないだ買った。/4段落「戦後の歴史に…」以降は例の池田節。/本自体は、人物の取り上げ方を含めけっこう興味深い。
  • 日本帝国の申し子 : 池田信夫 blog

    2010年08月10日22:18 カテゴリ法/政治帝国の申し子 日韓併合をめぐる首相談話では、「意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」という部分が論議を呼んでいる。少なくとも国際法上は、日韓併合条約は大日帝国と大韓帝国の合意のもとに署名・捺印された正式の外交文書である。 この条約が日の圧倒的な軍事的優位のもとに締結されたことは事実だが、当時の韓国では「日韓合邦」を主張する民間団体「一進会」が100万人もの会員を集め、皇帝や首相に合邦を求める請願書を出した。李氏朝鮮が破綻し、多くの餓死者が出ている状況を改革するには、一足先に明治維新を実現した日の援助が必要だったからである。 書は、日の「植民地支配」の実態をハーバード大学コリア研究所長が調査して書いた研究書である。日韓併合された1910年には1300万人だった朝鮮の人口は、

    日本帝国の申し子 : 池田信夫 blog
    usataro
    usataro 2010/08/11
    読んでないけどアマゾンの書評とかを見るに、要するに解放後の開発独裁につながる資本蓄積の話でしょ。本の内容と全く関係ない自分の偏向主張をくっつけて印象操作するな。書評の体をなしてない。
  • 無縁・公界・楽 : 池田信夫 blog

    2010年04月13日01:20 カテゴリ科学/文化 無縁・公界・楽 NHKの「無縁社会」という特集が、大きな反響を呼んでいるらしい。グーグルで検索すると、129万件も出てくる。私もちょっとそれにコメントしたら「変節したのか」とか、逆に「やっとお前も市場原理主義の弊害に目覚めたか」といったコメントが寄せられた。それぐらい、この問題は日人の琴線に触れるのだろう。 人間は生物学的には個体として生まれ、個体として死ぬ「無縁」な存在だが、それは個体群のメンバーとしてしか生存できない。そこには、個体としての生存と集団防衛の矛盾という群淘汰の問題がある。このパラドックスによって多くの悲劇が生まれ、多くの文学が書かれてきた。 最近では、この問題は社会科学でもコミュニタリアニズムとかソーシャル・キャピタルなどという形で、学問的に論じられるようになった。鳩山首相の「新しい公共」円卓会議の座長になった金子

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    usataro
    usataro 2010/04/15
    「人口の圧倒的多数が農民だったという事実」これを網野さんは批判してたわけだが…ただこの見解が今どう評価されてるのかはよく知らない。中世の人口を示す史料なんてないからわかんないもんなあ。
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