ユネスコの諮問機関であり、世界遺産の登録審査やモニタリングをしている国際組織 ICOMOS(国際記念物遺跡会議、イコモス)の20世紀遺産に関する国際学術委員会(ISC20C)によって、京都会館が遺されるべき重要な文化遺産であり、この建築物に対して現在計画されている改変は、この建物の有する調和と美を破壊し、文化遺産としての価値に対し、後戻りの出来ない害を及ぼすものであり、現在京都会館が置かれている状況が、文化遺産に対する重大な脅威であるとして、ICOMOS ISC20Cによる遺産危機警告(Heritage Alert)の発令を前提とした意見書が京都市長宛に送付されました。 ICOMOSの公表しているデータによると、この警告が発令されている例は、現在、世界中でたった2件で、京都会館が3件めとなる模様です。http://icomos-isc20c.org/id3.html 以下に、ICOMOS