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ブックマーク / www.anlyznews.com (5)

  • 乙武騒動で考える;差別禁止に事情や理由は関係ないと言う主張について

    銀座のレストランtrattoria GANZOに予約を入れていたものの、オーナー・シェフに当日に車椅子だと知らされても対応ができないと言われて入店を拒否されたと、作家の乙武洋匡氏が嘆いていた(Twitter)。店舗側の謝罪で決着したのだが、色々な人の興味関心を惹いた様だ。 欧米と比較して日のバリア・フリー化の遅れを嘆く声*1と同時に、理屈抜きで車椅子ユーザーへの軽蔑的な態度が見られると批判している福祉の専門家らしい人がいた。しかし、今回の「差別」は態度の問題なのであろうか? 1. レストランが車椅子にすぐに対応できるかは疑問がある 二階の店舗まで狭い階段と廊下を、総重量130Kgと見られている電動車椅子と乙武氏を運ぶには、大人4人が必要になるそうだ。繁忙時にオーナー・シェフ他の従業員3名しかいない店舗だと不可能に思える。 乙武氏は体だけ運ぶように要請したらしい*2が、一階の廊下のスペース

    乙武騒動で考える;差別禁止に事情や理由は関係ないと言う主張について
    usataro
    usataro 2013/05/21
    なにがひどいって「社会科学」を冠するブログでこの件を取り上げておきながら、障害者の権利という論点を取り上げてすらいない点。実際運べるかどうかなんて個々の建物で違う話。
  • 最低賃金は生活保護を下回ってもいい

    フルタイムで最低賃金で働いても得られる給与が生活保護を下回っていると、今更ながら問題視されている(毎日jp)。 これに対して最低賃金を引き上げろと言う主張があるが、反対したい。雇用機会を喪失する一方で、生活保護も受けられないパートタイマーの主婦のような困る人が出るからだ。そして、もっとマシな解決方法がある。負の所得税だ。 1. 最低賃金を引き上げると雇用機会が減る 最低賃金を引き上げると、就労機会等を奪う可能性がある*1。貧困層を雇っている会社がワタミのように高収益だとは限らないわけで、労働コストの増加に負けて消えてしまうかも知れない。すると、生活保護しか選択肢がなくなる。 2. 家計には複数の稼ぎ手がいる場合もある 単身家計であれば生活保護の方が得になる場合も、家族がいると状況が異なる。働き手が二人なら生活保護よりマシになる。夫婦でが最低賃金だとしても、夫もそうだとは限らない。家計ベー

    最低賃金は生活保護を下回ってもいい
    usataro
    usataro 2012/07/28
    「貧困層を雇っている会社がワタミのように高収益だとは限らないわけで、労働コストの増加に負けて消えてしまうかも知れない」いや、そんな企業は消えるべきってのが経済学的な答えでしょ。
  • 消費税率引き上げの影響試算に抜けている視点: ニュースの社会科学的な裏側

    消費税アップで、2013年度に駆け込み需要が発生する一方で、2014年度以降は消費が減少して、経済成長率が低下すると言う試算がニッセイ基礎研究所から出ている(斎藤(2012))。1997年の消費税5%化前後のマクロ・データの傾向から分析した予測値だ。面白いが、厳密に計量分析を行わなくても*1、長期予測に用いるには、信憑性は高く無いのが分る。 1. 消費税5%化で租税負担率に変化無し “消費税”と言う単語が呪文になっているが、マクロ経済的には租税負担率を見た方が良い。消費税5%化直前の平成7年は24.0%、平成8年は23.8%、消費税5%化直後の平成9年は24.0%、平成10年は23.6%だ。1997年はデータ的には増税では無かったのだよ。実際のところ、その後の社会保険料の負担増で国民負担率の増加の方がずっと大きい(´・ω・`) ショボーン 2. 租税負担率をあげて税収が減るとは言えない

    消費税率引き上げの影響試算に抜けている視点: ニュースの社会科学的な裏側
    usataro
    usataro 2012/07/17
    「消費税率アップで消費は減らなかった」ってのはおかしくない?課税対象が広がったってだけの話じゃないの?
  • 関越道バス事故で分かること

    関越自動車道でツアーバスが防音壁に衝突し、乗客7人が死亡した事故だが、連日の報道はツアー会社やドライバーの素性、そして規制緩和の影響についてが多くなってきたようだ。しかし、ツアー会社の違法状態は問題ではあるが、規制緩和が事故を増やしているとは言えなさそうだ。 メディアとしては、最初にガードレールの施設工事の問題などを報じてしまったのでネタ切れ気味なのかも知れないが、質的な問題からは段々と離れていっている。 1. 規制緩和は関係ない 規制緩和後のバス事故の変化を確認したブログによると、2002年の改正道路運送法後に事業者数や輸送人員数が大幅に伸びている一方で、バスの事故件数や死傷者数は微減している。バックカメラの普及や安全運転の推進と言う要素をコントロールしたら増えているのかも知れないが、大勢に影響を与えているとは言えない。自動車はドライバーの健康状態などで偶発的に事故が起きる面もあり、不

    関越道バス事故で分かること
    usataro
    usataro 2012/05/10
    データ処理が印象操作レベル。元ブログには事故が減ってるとは書いてない。統計でも路線バスとツアーバスを区別してないが、ツアーバスは以前から低コストによる危険性が指摘されてた。
  • 原発は最も廉価な発電方法

    経済・環境ジャーナリストの石井孝明氏の原発は経済性に優れていると主張するエントリーに、原発のコストは低くなく、むしろ太陽光発電を推進すべきだと反論するエントリをスクリプト言語Perlの日語モジュールの整備で著名な小飼弾氏が書いている。小飼弾氏は70年代、80年代に作成された原発の設置許可申請書の発電原価を元に議論しており、2011年の現在には不適切となっているので、問題点をまとめておきたい。 1. 最新設備で比較すると、原発は最も廉価な発電方法 石井氏の指摘が概ね妥当であるが、原発は最も廉価な発電方法であることを再確認しよう。電気事業連合会(2004)『モデル試算による各電源の発電コスト比較』によれば、割引率3%、運転年数40年、設備稼働率70%で評価すると、原発が最も発電原価が安い。なお、モデル・プラントは比較的新しい設備となっているため、最新設備での比較と考えてよい。また、後述するが

    原発は最も廉価な発電方法
    usataro
    usataro 2011/04/02
    まだ事態が進行していて被害額や東電賠償額の算定など全く進んでいないのに「原発は最も廉価」と結論づけるなど噴飯もの。社会科学などと名乗らないでほしい。
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