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ブックマーク / lfk.hatenablog.com (28)

  • 結婚して3年が経った - Letter from Kyoto

    2019年に結婚して、丸3年以上が過ぎた。4年目も半分近く過ぎようとしている。かつて付き合っていた人とは、誰とも1年以上続かなかったから、当初は結婚なんかして大丈夫か?という思いがあった。ある種のジンクスのようなものを感じていて、1年経ったら離婚するんじゃないかと心配していた。とりあえず3年も続いている。現時点でそういう心配はない。 ただ3年も一緒にいると、大変なことはたくさんあった。ケンカもした。「これは離婚の危機では?」と思うことも何度かあった。不倫とか裏切りとか暴力とか借金とか逮捕とか、そういう事件はない。意見や価値観の相違だったり、誤解だったり、感情の発露で大きく揉めた。そのたびに、僕らはこのまま一緒に居られるのだろうかと不安になった。 家庭のことはすべて、奥さん主導で決めている。結婚式をどうするかに始まり、仕事をどうするか、子供をどうするか、住む家をどうするか、など。僕の意見は基

    結婚して3年が経った - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2022/09/05
    夫婦の相性って偶然、時期のタイミングとかも含め、の組み合わせみたいだと思う。お幸せに。
  • 1995年とCANDY GIRL - Letter from Kyoto

    先日ラジオから聞こえてきた女性の声が「私たちの世代は渋谷でCANDY GIRL踊ってたんだよ」と言っていた。そんな言葉だった気がする。気のせいかもしれない。CANDY GIRLとは小室哲哉作曲、hitomiという女性歌手が歌い、作詞もしていた曲だ。発表されたのは1995年。 CANDY GIRL この曲は当時大ヒットを飛ばしたというほどではないが(オリコン15位)、時代のアイコンのような曲だった。僕自身は特別好きだった曲というわけではなく、特に思い入れがある曲でもない。1995年当時、僕はまだ小学生だった頃に、この曲が街で流れていたことを覚えている。hitomiが歌っている姿をテレビで見たことも覚えている。プロデューサーの小室哲哉は当時、一世を風靡していた。trfや安室奈美恵など、小室哲哉プロデュースのグループやシンガーは小室ファミリーと呼ばれ、日音楽シーンを文字通り席巻していた。 当

    1995年とCANDY GIRL - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2019/01/16
    そうそう。女のこはみんなこんな台形のミニスカートを履いて、白っぽいリップをしてましたw
  • 手紙が来た。 - Letter from Kyoto

    からだ。先日書いた、件の彼女からである。 手紙を書くとは言われていたが、まさか当にこんなに早く来るとは。女性は男性に比べ、現代においても紙の手紙を書く習慣が残っていると言う。紙に手書きをするほうが、気持ちが込もるからだそうだ。今まで紙の手紙なんて数えるほどしかもらったことないが、これは来た。来るものだった。僕は思わず涙ぐんでしまった。なんだろう、この味わい深さ。まんまとしてやられた。 落ち着いて書き綴った手紙には、想いが宿る。僕のことを気遣いながら、人のつらさも受け取れる。同時に、何書いたらいいかわからない感じや、若干の照れも見て取れる。僕を励まそうとする思い。つらいだけでなく、滅多にない今の状況を楽しもうとしている姿勢。この人は強いなあ。僕はこの人のこういう強さにも惹かれたんだ。 skypeなどで彼女と話すとき、僕はいつもどおりの口調で近況報告をする。明るく、おどけて、遠く離れた

    手紙が来た。 - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2018/11/17
    エモいなぁ。。。詩人だなぁ。
  • アフリカにおける日常の些末なこと - Letter from Kyoto

    虫 約束 アフリカンウェア 水 虫 今は人の家に泊まっているんだけど、床を真っ黒な芋虫が横切っていた。初めて見たし、どっから来たんだろう一体。紙の上にのっけて、玄関から外に捨てた。 泊まっている部屋 窓のふちに蜘蛛がいた。蜘蛛といっても今まで見たことがないような肉厚で、どちらかというとカニに近い。こんなのが部屋にいると眠れない。殺そうと思って部屋の中にあった棒でつついたら、足一引きちぎってどこかへ逃げてしまった。 洗面台の下にゴキブリがいた。これも今まで見たことのないようなサイズで、いわゆるカブトムシぐらいの肉厚だった。これにはどう対処したものかと思い、殺虫剤めいたものは持っておらず、持参していたハッカ油をかけたらよろよろとトイレの方に逃げていった。トイレのドアを開けると姿を消していた。 虫のイリュージョンはいたるところで起こる。 約束 町長の秘書という人から「町で行事があるから、そのつ

    アフリカにおける日常の些末なこと - Letter from Kyoto
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    usausamode 2018/11/17
    ワイルドライフだなぁ。
  • 30代になってから彼女ができた - Letter from Kyoto

    私はもう30代もなかばで、今さら彼女だの恋愛だのっていうことはないだろうと思っていた。前に彼女がいたのは会社員の頃、カナダに行く前だから2013年、5年前になる。当時はまだぎりぎり20代だった。 いくつになっても恋愛を楽しめる人は大勢いる。40代で新しく彼女ができた人の話も最近聞いた。その人は今でも実に若々しい恋愛をされている。恋愛に年齢は関係ないかもしれない。思えば僕自身は、若い頃からもともとそういう気質ではなかった。彼女いないのが当たり前、初めて付き合ったのは18歳の頃だったと思う。遅い。そして色恋沙汰に興味がない。 さて、最近の顛末。最近といっても今は外国にいるからその前の話。相手は日人だ。結果的にうまくいった話なんだが、なぜそうなったのか、自分でもわからなくて困惑していた。後にそのことを相手と話し合い、見えてきたことがあったので、記録しておきたい。既にいい歳の大人である我々が、友

    30代になってから彼女ができた - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2018/11/09
    ラブレターフロム…(かっこいい)ヒューヒュー
  • こっちの生活日誌 - Letter from Kyoto

    こうやって生活日誌を書いていると、カナダやオーストラリアへ行っていたときのことを思い出す。その後日に帰っていた2年間で、すっかり日慣れしてしまっていた。しかし今まさに外国にいますっていう感じの日々が続いている。事実いるんだから当たり前か。生活の上で日語使うことは全くなし。このようにパソコンとスマートフォン上でのみ唯一日語を用いている。 首都暮らし 田舎暮らし 首都暮らし 首都の近隣は強盗やひったくりが多発しているらしく、なかなかカメラを出すタイミングが掴めなくて写真を撮っていない。この国に降り立って初めての感想は「アジアっぽい」。うだるような暑さ、中途半端に舗装された道路、道端の物売り、乱立する建設中の建築物、人の多さ、車の多さ、発展途上にのみ感じられる活気が懐かしい。 首都での生活は以前に書いたとおり、蚊、断水、下痢に悩まされている。シャワーもろくに使えないどころか、トイレの水が

    こっちの生活日誌 - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2018/10/31
    なんか、大変そうだけど、臨場感があっていいw 普通のこと書いてるのだろうけど、めちゃ笑ってる。
  • 最近の写真 - Letter from Kyoto

    文章を書く余裕がなくて

    最近の写真 - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2018/10/27
    いいね!
  • 蚊、断水、下痢 - Letter from Kyoto

    近況。ひょんなことからアフリカにいる。このあたりはマラリア汚染地域と言われているが、虫除けしていても蚊にめちゃくちゃ刺される。どう防げっちゅうねん。同時に、最近このあたりではマラリアに罹ったりしないという噂もある。実際のところはどうなのか。マラリア予防薬というのも飲んではいるが、飲んですぐ効くものでもないらしい。また、マラリアそのものも潜伏期間が一週間から二週間あるそうで、発症するまでいつ罹ったのかわからない。 定期的に断水が続いている。体を洗っていると水が出なくなり、皿を洗っていると水が出なくなり、つらい。トイレを流そうとしたら流れない。そういうときは貯水タンクから水をくんできて流すという作業が必要になってくる。水道って偉大だなあ。飲める水云々の問題だ。もちろん水は飲めないため、近くで買ってきている。まだ近くで買えるだけいい。そして買った瞬間からいろんな人に飲まれてめっちゃなくなる。 そ

    蚊、断水、下痢 - Letter from Kyoto
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    usausamode 2018/10/16
    アフリカ式ダイエット。。。お大事に。
  • 昭和のダメ男 - Letter from Kyoto

    うちの父方の祖父が、典型的な昭和のダメ男だった。父の家庭は祖母の生計で成り立っていた。祖父は酒と麻雀、競馬、ギャンブル狂いだった。賭け事はかなり強い。将棋も強い。仕事はしていたのかわからない。かなり年がいってからは個人タクシーをやっていた。その前は何をしていたのだろう。 祖父はプロ野球の選手を目指していたそうだ。祖父いわく、身長が足りなくて入団できなかった。父も叔父もその話を疑っていたが、一度球場に連れて行ってもらったとき、後輩だというプロ野球選手に会わせてもらう機会があって、初めて祖父を尊敬したそうな。祖父は若い頃、野球一筋で生きてきた。そして夢破れ、落ちぶれた。理由は知らないが徴兵もされなかった。戦後の動乱の中を祖母に養われ、昭和のダメ男として生きた。 こういった話は珍しくない。特に昭和初期のドラマや小説では日常風景としてダメ男の話が出てくる。時代が時代だから、彼らは揃いも揃って既婚者

    昭和のダメ男 - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2018/08/27
    ライオンのオスは、狩の為の縄張りを守るのがお仕事らしいのですが、人間のダメ男は何を守ってるんだろう。
  • 読書初心者むけの、異世界へいざなってくれる本3冊 - Letter from Kyoto

    異世界転生の話ではありません。今回は、我々を平凡な日常から、異世界へいざなってくれるを挙げてみようと思う。この「いざなってくれる」という部分を大事にしており、今回挙げる3冊はどれもこの世界と異世界が地続きになっているだ。スターウォーズやロード・オブ・ザ・リングのように、今我々が暮らす世界からかけ離れた異世界はいくらでもある。肝心なのは、この世界からいつの間にか、どこからともなく気がつけばそこは異世界と化している点であり、二つの世界が地続きであるからこそ身近に感じ、自分の先にある出来事として認識でき、感情移入しやすくなっている。今回選んだは全くそういう意図で書かれたではないんだけど、それぞれの違った異世界へ我々をいざなってくれる。 嘘つきアーニャの真っ赤な真実 ワセダ三畳青春記 ねじまき鳥クロニクル 他にあったら教えてください 嘘つきアーニャの真っ赤な真実 このは日人の米原万里と

    読書初心者むけの、異世界へいざなってくれる本3冊 - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2018/05/21
    こう言うテーマに絞った紹介って好き。あと、この異世界感は私も好きだな。どれも読んで見たい。初心者向けとしては、浅田次郎の地下鉄に乗って?異世界じゃなくて異次元か。
  • なんでみんな挨拶好きなんだろう? - Letter from Kyoto

    当にこれ、子供のころからずっと疑問に思っていて、いまだに解消されない。挨拶好きな人に対して挨拶すればコミュニケーションが円滑にいくっていう理屈はわかるんだけど、そもそもなんで挨拶好きなの? 僕は挨拶不要論者で、「挨拶するのが常識」みたいな前提は全くよくわからない。挨拶されても全然うれしくなくて、めんどくさい。会話の切り口として挨拶を行い、そこから必要な話をするならわかるが、挨拶だけ交わしてどうすんの?また、挨拶したい人がしたい相手にすればいいのに「誰に対してもするのが当然」っていう風潮はなんだろう。 ただの挨拶っていうのは、形式だとしか思えない。中身がない。形式を重要視する人たちが、形式のためだけに行っているものであり、中身を重視する人にとってはただの無駄なやりとりでしかないと思っている。挨拶ができない人とか、挨拶が下手な人のことも何とも思わない。挨拶されなくて不快に思うようなこともなけ

    なんでみんな挨拶好きなんだろう? - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2018/04/18
    昔は、夜すぐ暗くなったので、「あなたは誰ですか」と声をかける習慣があったとか。それが黄昏の語源だそうです。元々は、挨拶というのは自衛、自警の意味も強かったのでしょうね。
  • わがこころ - Letter from Kyoto

    風呂読書 積み上げてこなかった人生 マンガ読み放題は出版社単位で 映画の話 風呂読書 インナーワールド。映画見放題無料期間が終わり、放ったらかしにしていたを読み進めている。今3つぐらい同時に進めており、一つは外を歩くとき用、もしくはベッドに横になり電気を消した後用のKindle、もう一つは部屋で読む用の借りた、最後に風呂場で読む用のブックオフ100円コーナーで買った。万が一のことを考えて、図書館で借りたや人から借りたKindleは風呂場で読まないようにしている。 知り合いの人がよくNetflix海外ドラマを見ていて「見る時間なくないですか?」と聞いたら「風呂の中でスマートフォンで見ている」と返ってきた。「防水なんですか?」と聞いたら「防水じゃない」と返ってきた。スマートフォン高いだろうに、重要なデータも入っていて、壊れたらしばらく不便だろうに。何も水中に潜って息を止めている

    わがこころ - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2018/01/05
    「積み上げてこなかった人生」って言葉にどきっとするな。日本もこれから、今まで積み上げてきたものを崩しながら、進んでいくだろうなんて思ってるんだけど。取り返しのつかないテトリスみたいな。
  • 今年読んだ本(2017) - Letter from Kyoto

    去年読んだは、年間を通して35冊だった。6月まで日にいなかったから、最初の半年はほとんど読めなかった。今年はと言うと、年間を通して45冊。ペースで考えれば去年より明らかに少なく、月3〜4冊、週1冊読めるか読めないかのペース。読んだ感想も去年ほど書いていない。 当はもっと減らしたい。脳の容量が少ないから次々読んでも消化しきれず、詰め込んだ分だけ追い出されてしまう。年間30冊も読めば十分だろう。その分厳選して読めたらいいなーと思う。数撃って当てるみたいな非効率で体力を使うやり方は苦手だ。あれこれ考えながら真面目に読むと、何も考えず息抜きに読むを分けられたら一番いい。 特に印象的だった 日の名残り ハイファに戻って/太陽の男たち 今年読んだ 小説 新書 旅行 経済 その他 特に印象的だった 今年に出たではないけれど、今年に読んだものの中からコレはという of the year

    今年読んだ本(2017) - Letter from Kyoto
  • 両親に感謝の気持ちなんて持ったことない - Letter from Kyoto

    これを読んでいて思った。 まあ、なんだろ、両親に対して人として感謝したことはいくらでもある。でもここで言われているのは、親として、産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとうって意味だよな。そういう感謝の気持ちは全くない。子を産むというのは親の選択であって、子の選択ではない。だから産んでくれてありがとうとは思わない。育ててくれたことに関しては、そりゃ義務だろと思う。人として当たり前だろって。産んだのに育てないのが責任放棄なだけであって、育てるのは普通だと思う。スティーヴ・ジョブズが里子に出されたとき、里親になる条件として「子供を大学に行かせること」だったらしいが、ジョブズが大学に行けたことについてはジョブズ人も実の親も里親に感謝することはない。だって里親になるための条件だったんだから。 親の愛みたいなものは、それなりに受けて育ったほうだ。それでも上に貼ったようなことは一度もなかったし、

    両親に感謝の気持ちなんて持ったことない - Letter from Kyoto
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    usausamode 2017/11/18
    生まれてから、今まで父親と会話した量、原稿用紙2枚も無いかも。
  • あなたの幸せは10点満点で何点ですか?「世界しあわせ紀行」感想・書評 - Letter from Kyoto

    何故こんなにも不幸なのだろう。お金がないから?将来が不安だから?恋人がいないから?家族がいないから?そもそも自分は不幸なのだろうか。不幸とは、幸福とは一体なんだろう。何が基準で、誰が決めるのだろう。 そんな幸福と不幸にまつわる疑問を解き明かすため、アメリカのラジオ局に勤めるジャーナリスト、エリック・ワイナーは世界中を駆け巡った。 幸福を科学的に研究するオランダ 幸福水準が高いと言われるスイス 幸福を国是として掲げるブータン 天然ガスの恩恵にあずかり巨万の富をほしいままにするカタール 北欧の福祉国家アイスランド ヨーロッパの不幸代表モルドバ 微笑みに種類のあるタイ 生まれつき幸福への疑いを持っているイギリス 矛盾を抱え予測不能なインド ざっと9ヶ国、そして最後にアメリカ国内で別の州へ移住する人を取材している。それぞれの国に住む人たちを訪ね、「あなたの幸福度は10点満点で何点ですか?」と聞きま

    あなたの幸せは10点満点で何点ですか?「世界しあわせ紀行」感想・書評 - Letter from Kyoto
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    usausamode 2017/11/15
    おもしろそう。
  • 人と会っていた - Letter from Kyoto

    ここ一週間ぐらい人と会うことが続いていた。そのうち二人ぐらいは流れたが、それでも数人と会って話していた。話した内容を一部抜粋します。 アフリカ帰りの男 天井の先 アフリカ帰りの男 オーストラリアの農場で知り合った人と会った。日に帰ってきて5日目だと言う。彼の地元は東京だが関西に知り合いがいて、神戸、大阪、京都と数年ぶりに会う人たちのところを回っていたそうだ。僕と会ったのも1年半ぶり。彼が日に帰ってくる5日前まで何をしていたかというと、旅行だった。アフリカ大陸を4ヶ月間半、27ヶ国。そのままムンバイや東南アジア経由で帰ってきた。今回初アフリカだったということで、率直な感想を聞いて返ってきた言葉は 「居心地悪かった」 もともと9ヶ月の予定を組んでいたにも関わらず、あまりに退屈だったから早足で回り帰ってきて、いつもだったら使い切るお金も余ったとか。僕はアフリカいつか行きたいと思っていたから「

    人と会っていた - Letter from Kyoto
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    usausamode 2017/10/12
    面白い。
  • 村上春樹小説の性描写を数えてみた - Letter from Kyoto

    村上春樹が7年前に書いた長編小説「1Q84」を昨日読み終えた(「騎士団長殺し」はまだ読んでいない)。読んでいてどうしても気になったのが、このセックス多すぎない?もともと性描写の多い村上春樹小説だが、それにしても1Q84は多い。ところどころでやりまくりだ。挙句の果てには世間を騒がせる細身巨乳の女子高生作家「ふかえり」とまで行為に及んでいる。読んでいて「結局やるんかい!」と思わずツッコんだ読者も多かったことだろう。 コンドームをつけなくていいのだろうか、と天吾は不安になった。(文庫版4巻p51) ギリヤークじんはサハリンにすんでいてアイヌやアメリカ・インディアンとおなじでジをもたない。キロクものこさない。わたしもおなじ。 #1q84bot— ふかえり@1Q84 (@HukaeriBot) 2017年5月13日 この小説ではトータルでいったいどれだけ性行為が行われたのだろう。もしかしてあの「ノ

    村上春樹小説の性描写を数えてみた - Letter from Kyoto
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    usausamode 2017/05/14
    落ちもいいwエロスとタナトス
  • 惚れるってすごく単純なことで - Letter from Kyoto

    これは当に、幼少期の頃から大して変わっていない単純なことで、なぜそうなのかっていうのは考えたこともないからよくわからないけれど、仕組みはわからずとも原因と結果ははっきりしている。 この歳になって惚れたっていう話でもない。ただまあ、なんというか久しぶりにそういう感覚を認識した。ああ、こういう感じだったなっていう。見た目は確かに美しかった。しかし今の世の中には見た目が美しい人など掃いて捨てるほどいる。その人の美しさというのは、無駄のない美しさだった。どこにも無駄がない。無駄な化粧、装い、飾り、無駄な肉さえない。顔の造形は目が大きいとか鼻が高いとか、唇が分厚いとか歯が出ているとか顎が出ているとか、サイズが大きいとか頬骨が出ているとか、これといった特徴は何もない。背は高くなく、低くもない。無駄な言葉もない。それどころか無駄な声量もない。無駄な音程もリズムもない。これはじつにめずらしいことで、なか

    惚れるってすごく単純なことで - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2017/04/25
    すてきだ〜こう言う感覚を、こう言う文で表現できるのもいいなぁ。
  • 「わたしを離さないで」感想・書評 - Letter from Kyoto

    もしかしたら、そうかも。そうか、心のどこかで、俺はもう知ってたんだ。君らの誰も知らなかったことをな p421 率直に言って、なんじゃこりゃーという小説だった。この前に「日の名残り」を読んでいたから、一人称の独白で過去を回想しながら現在にたどり着くという全体としての大まかなスタイルは同じだなあと思った。著者が育ったイギリスを舞台にしているところとか、時代設定は「日の名残り」と少しずれているけれど、雰囲気はどことなく共通するものがあった。でもそれ以外は同じ作者が書いたと思えない。幅が広いと言うか、人物の描写があまりにも違いすぎて、なんじゃこりゃー。というのはこれを書いたのがおっさんだとはとても思えなくて。 カナダでカズオ・イシグロの講演会があり、僕はその当時まだ名前を知っている程度で作品を読んだことはなく、偶然その場に居合わせただけだった。講演会の入り口に列を作るファンたちは、カナダ人女性ばか

    「わたしを離さないで」感想・書評 - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2017/04/23
    淡々と進んでいくんだけど、その世界は驚きの世界で、でも、似たような事は世界中のどこかではあるのかなとか、思いながら読みました。
  • 「京都ぎらい」という本があるらしい - Letter from Kyoto

    今年の2月頃、東京へ行ったときに同じテーブルになった人と話していたら、僕が訛っているため「どこから来たの?」と聞かれた。僕が「京都」と答えると 「京都って何がいいの?」 という質問をされた。 僕は「何もよくないよ」と答えた。しかし相手はまた 「京都の良さがわからないんだけど、京都のいいところって何?」 と聞いてきた。だからまた「何もないよ」と答えたら、向こうは黙ってしまった。僕は??という感じだった。そこで同じテーブルにいた別の女の子が 「去年東京で『京都ぎらい』っていうが流行ったんですよ」 と言っていた。「京都って何がいいの?」と聞いてきた子は、僕が京都の良さを挙げていくと思ったのだろう。でも僕は京都の良さなんてよくわからないから何も答えられなかった。その後も何か話していたが、内容はあまり覚えていない。 今日ふと、そんな話をしていたことを思い出した。『京都ぎらい』なんていうがあるらし

    「京都ぎらい」という本があるらしい - Letter from Kyoto
    usausamode
    usausamode 2017/04/08
    なんとも不毛な。でも、売れてたんですね。不思議。行った事はあるものの、ほとんど観光してないので、連泊で観光したいです。