米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で公開された、米国防総省がアフガニスタンでの任務向けに開発した新型の軽装甲車両「M-ATV」(2009年11月2日撮影)。(c)AFP/Tim Sloan 【11月3日 AFP】米国防総省は2日、アフガニスタンの険しい道向けに開発された、新型の軽装甲車両「M-ATV」を発表した。同省は、この車両のアフガニスタン駐留米軍への輸送を急ピッチで進めているという。 M-ATVが就役する背景には、イラクでの任務向けに開発された耐地雷・待ち伏せ攻撃防護装甲車MRAPが、アフガニスタンでは大きすぎて扱いにくかったことが判明したことが挙げられる。 米国防総省のアシュトン・カーター(Ashton Carter)国防次官(調達・技術・兵たん担当)は記者団に対し、「アフガニスタンの地形は、イラクとは異なり起伏が激しい上に、道路も走行が困難な状態だ。それゆえ、