12月10日に放送された『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)が、従業員の長時間労働抑制に取り組む大手外食チェーンの大戸屋を特集。株式会社大戸屋の山本匡哉社長の言動に、「パワハラ」「ブラック企業そのもの」と多くの批判が寄せられることとなった。 炎上した『ガイアの夜明け』は一体どのような内容だったのか。 大戸屋の店長たちは残業が常態化 大きなテーマは、大戸屋の働き方改革。店長たちの残業時間をいかに減らすか、だ。 今年7月に大戸屋のトレーニングセンターで開かれた店主会で、山本社長は店主たちに長時間労働の状況を聞いた。多くの店主が残業時間45時間を超えている現状を報告すると、山本社長は「本気になってる? 目が死んでるんだけど」「この会社、生きていけなくなると思う、このままでは」と叱責。具体的な改善策を練るでもなく、店主たちの努力不足を原因と捉えているような口ぶりに映った。 新宿東口店の店長と山本社長
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