あんずの核から抽出したエキスにハーブをブレンドしたアマレットは、イタリア人の大好きな味わい。アマレットはイタリア語で「ちょっと苦い」という意味。そしてこのアマレットですが、とっても素敵なラブロマンスがあるのです! イタリアを観光する時に訪れた方も多いかと思われますが、イタリアはミラノのあるロンバルディア州のサローノという町のサンタ マリア デッレ グラッツィエ教会(Santa Maria delle Grazie)のフレスコ画を描いたベルナルディーノ・ルイーニという画家がいました。それは1525年、聖母マリアのフレスコ画を描いていた時のこと、描くために泊まっていた宿の女性主人にすっかり惚れ込んでしまい、その女性をマリア象のモデルとして描いたそうです。戦争で夫を亡くした未亡人のその女性は、彼女の愛情を返そうと甘くてちょっと苦いリキュールを彼にプレゼントしたのです。 このレシピが復元され、現在