フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領。同国の首都マニラ郊外で(2017年12月20日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / TED ALJIBE 【1月24日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は24日、中東クウェートでフィリピン人の家庭内労働者たちがレイプされているとして、自国民女性がメイドとして中東地域で就労することを禁止する方針を示唆した。 中東で就労しているフィリピン人は200万人以上。その多くがメイドとして働いており、家族への送金によりフィリピン経済を下支えしている。 しかし、クウェートにおいて虐待や搾取のまん延、および複数の死亡事例が報告されたことを受け、ドゥテルテ氏は先週、自国民に対して就労を目的としたクウェートへの渡航を禁止した。ただ、すでに同地で就労している労働者は対象外だという。 ドゥテルテ氏は首脳会議出席のためイ
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