国民投票の状況などを調査するため、ヨーロッパを訪れている衆議院の憲法審査会は、最初の訪問国であるイギリスで、キャメロン前首相と会談し、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の是非を問う国民投票を実施した狙いや、経緯などについて意見を交わしました。 この中で、憲法審査会のメンバーは、キャメロン氏に対して、去年、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の是非を問う国民投票を実施した狙いや、その際に重視した点などについて質問しました。 これに対し、キャメロン氏は「国民投票で大事なのは、公平・公正なプロセスや、賛成と反対の双方がそれぞれ主張できるようサポートすることだ」と述べたということです。 このあと、森・憲法審査会長は記者団に対し「キャメロン氏とは短い時間だったが、大変有意義な会談だった。今後の審査会での議論にもいかしていきたい」と述べました。