正論シンポジウム「厳寒・日韓2019こう動く」で議論を交わすジャーナリストの櫻井よしこ氏=11日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影) 混迷を極める日韓関係を語り尽くすシンポジウム「厳寒・日韓 2019こう動く」(主催=月刊誌『正論』、共催=モラロジー研究所)が11日、砂防会館別館(東京都千代田区平河町)で開かれた。ジャーナリストの櫻井よしこ氏、産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏、麗澤大客員教授の西岡力氏が、隣国といかに付き合うべきかを徹底討論した。 いわゆる徴用工訴訟に関する韓国最高裁の確定判決などを受け、日本は隣国にどう対応すべきなのか…。 櫻井氏は「韓国製品は日本製の精巧な部品を組み立てることで成り立っている。(日本が輸出を控えると)彼らの産業は決定的に痛めつけられてしまう。日本政府は今のところ穏やかに対応しているが、場合によっては反撃することを冷静に見せつけることも大事だ」と