◇まず渡辺利綱・福島県大熊町長と面会、謝罪 石原伸晃環境相は23日午前、東京電力福島第1原発事故の除染に伴う中間貯蔵施設を巡る「最後は金目(かねめ)でしょ」との自身の発言について、建設候補地の福島県大熊町の渡辺利綱町長と面会し「深く反省している。町民に不快な思いをおかけし、心からおわびしたい」と謝罪した。渡辺町長は「多くの町民が不快な感情を持っているのは事実。ただ直接、速やかに来ていただいたことは大きなけじめと受け止める」と述べた。 石原環境相は、同県会津若松市にある大熊町役場出張所を訪問。「品位を欠く表現で、お金で解決すると受け止められ、厳しい意見をいただいた」と頭を下げた。午後には、もう一つの候補地である同県双葉町の伊沢史朗町長や佐藤雄平知事とも会い、発言をわびる。 石原環境相は16日、首相官邸で菅義偉官房長官に両町民らを対象にした住民説明会の報告などをした後、記者団の取材に問題