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ブックマーク / med-legend.com (4)

  • 医学都市伝説 | 目を開いているのに閉じていると感じる錯覚作成法

    視覚、聴覚、触覚(体性感覚[位置覚、振動覚などを含む])、味覚、嗅覚と、古典的に分類される人間の五感は、基的に独立した感覚だと考えられている。 ところが、実際にはこれらの感覚が相互に関連し合う例が観察されており、その理由についてはよく判っていない。 ホバード&ウィリアム・スミス大学の心理学研究者、ウタ・ウォルフ教授とそのスタッフたちは、まぶたの位置感覚が左右の目の明/暗順応の差によって影響されるという、特殊な錯覚例を見いだし報告した。 言うならば、感覚機能のバグを一つ発見したと言う報告なので、自分でも体験してみようと、こちらの紹介記事の手順通り実験開始。当然、元論文ではこんないい加減なやり方ではなく、調光装置付きの暗室をつかった厳密な方法を採用している。 まず、かろうじて光が入る暗めの場所を探す。私の場合はトイレの電気を付けなければ条件にあう事が判ったので、ドアの隙間から入る光でものの輪

  • 医学都市伝説: 色が変るカード・トリック

    相手が選んだカード以外の裏絵柄の色が一瞬にしてかわる、というカードマジック映像。 一見、ショボイ素人マジックで、MISDIRECTION で紹介される事もないだろうと思えるが、実はマジックはあくまで添え物。これは一種の心理学的実験なのである。起こっている現象を、すべて正しく見抜ける人は、まず、少数派でありましょう。 映像後半で解説されるので、見て頂ければ一目瞭然。人間の注意力なんてものは、絶対に信用出来ないということがよく判る物件。 それと、TVでマジックを演じてみせるというのは、それ自体すでにトリックみたいなものではないかと思えるようにもなりますな。「驚異の超魔術!!」などと喧伝されるマジックのかなりの部分、これの延長線上で演じられるような気が。<Via> 投稿者 webmaster : 2007年5月12日 15:22 トラックバック このエントリーのトラックバックURL: http

  • 医学都市伝説: ルシファー効果

    スタンフォード監獄実験という心理学実験について、聞いたことがある方は数多いであろう。1971年夏、スタンフォード大学心理学教室のフィリップ・ジンバルドによって計画され、予想以上の問題点を露呈して予定日程なかばで中止された実験である。Wikipediaにその詳細がアップされているので、興味ある方は参照して頂きたい。 この実験が意図していたのは、人間の残虐性というものが個別的な性質によるものなのか、社会的な役割によって導かれるものなのかを確かめることであった。実験は、ボランティアから、性格や行動上の偏倚が少ないと判断された被験者21名を、ランダムに囚人10人と看守11人に振り分け、2週間の予定でその行動を観察した。 彼らは大学の地下室にしつらえられた「監獄」に送られ、囚人役、看守役それぞれに対し、いかにもそれらしいコスチュームや行動原則が割り振られたのだが、実験開始直後から、当初の設定を超えて

  • 医学都市伝説: 狂気に「見返り」はあるのか

    2006年01月16日  狂気に「見返り」はあるのか [医学・科学関連] 内田樹氏のブログにこんな記載があった。元の記事は能の「安達原」に関してのもので、私は無粋な人間なのでその内容にはまるで関心も理解も欠いており、記述の一部を文脈を外して取り出すのはまずいような気もするが、やはりあえてそうせずにはいられないのである。内田氏は、知り合いらしい方が「安達原」を新解釈で演出(能にそんなのあるのか)したものを見に行かれて、「『鬼であることは婆であることよりも気持ちがいい』という『疾病利得』をふまえたものだ」という理解によるものだと見抜かれるのである。どうして、人間が鬼になるのか。 「鬼になって人をらう」というのはあきらかに深く精神を病んでいるということである。 しかし、人間は決してただ精神を病むのではない。 「見返り」がある場合しか人間は狂わない。これは内田氏自ら、精神科医の春日武彦氏か

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