ロシア・ノリリスク郊外の川に流出した軽油。ロシア海洋救助局提供(2020年6月3日撮影、提供)。(c)AFP PHOTO / MARINE RESCUE SERVICE OF RUSSIA 【6月4日 AFP】(更新)ロシアのシベリア(Siberia)地方の火力発電所で大量の軽油が川に流出する事故があり、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は3日、非常事態を宣言する一方、発電所の運営会社を厳しく叱責した。 ロシア当局によると、事故が起きたのは、北極圏の都市ノリリスク(Norilsk)近郊の火力発電所。5月29日に燃料タンクが損傷し、軽油1万5000トンが付近の川に、6000トンが土壌に流出した。 当局が発電所を運営するNTEKが事故報告を怠ったと指摘したことを受けて、プーチン氏はテレビ会議で、NTEKのセルゲイ・リピン(Sergei Lipin)社長を厳しく批判。「