大手企業の採用面接が解禁されて1か月がたった今月1日の時点で、企業から内定を得た学生はすでに全体の8割を超えていることがわかりました。 それによりますと、経団連の指針に沿って大手企業の採用面接が解禁されてから1か月がたった今月1日の時点で、就職内定率は81.7%に上りました。 これは去年の同じ時期よりも2.6ポイント高く、売手市場が続く中、優秀な人材を早く確保しようという動きが強まっていることがうかがえます。 ただ男女別に見ると、男子学生の内定率が84.9%と去年の同じ時期に比べて7.7ポイント高くなっているのに対し、女子学生の内定率は77.9%と3.6ポイント低くなりました。 これについて調査を行った会社では「女子学生が低くなったのはメガバンクが事務職の採用を絞っていることも原因の一つではないか。今後、内定率がどう推移していくのか注視していきたい」と話しています。