この原稿は、2021年6月16日発売の、新しい問いを考える哲学カルチャーマガジン「ニューQ・Issue 03名付けようのない戦い号」に掲載されたものです。 発売前の雑誌の原稿全文を、書籍が発売される2021年6月4日から6月16日までnoteに無料で全文が読めるという実験を行いました。この実験に関するレポートは改めて書くことにします。おかげさまで様々な反響をいただきました。この試みに賛同して実現に向けてご対応くださいましたニューQ編集部に感謝いたします。 発売日以降に読みたい方、紙で持っておきたい方は「ニューQ」誌をご購入ください。自分の原稿以外でも、今読むべき良い記事が満載されています。 なおweb上でも継続して読みたいという声が大きかったので、有料でも購読できる様にしました。 記事の内容としては、編集部の依頼に基づき、私がTwitterでチマチマとポストしてきたテキストを説明、補完する
おととしの参議院選挙をめぐり、買収の罪で1審で実刑判決を受けた河井克行元法務大臣が控訴を取り下げる意向を示していることが関係者への取材で分かりました。取り下げれば懲役3年の実刑判決が確定することになります。 元法務大臣の河井克行被告(58)は妻の案里元議員が初当選したおととしの参議院選挙をめぐり、広島の地元議員や後援会メンバーなど100人におよそ2900万円を配ったとして公職選挙法違反の買収の罪に問われ、東京地方裁判所はことし6月、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。 元大臣側はこれを不服として控訴していましたが、元大臣が控訴を取り下げる意向を示していることが関係者への取材で分かりました。 取り下げれば、懲役3年の実刑判決が確定することになります。 河井元大臣は当初、無罪を主張していましたが、ことし3月に被告人質問が始まると「弁解の余地は全く無い」と主張を一転させ、起訴された内容の大半を認
杉田水脈氏(c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、総選挙の比例代表公認から浮かび上がる自民党の姿勢について。 【アンケート結果】好きな政治家・嫌いな政治家は? * * * 「LGBTには生産性がない」「女性はいくらでも嘘をつける」などの暴言が大問題になった杉田水脈氏が、今回も、自民党の比例代表公認に名を連ねていて驚いた。立憲民主党の本多平直議員が、「14歳と性交して罪に問われるのはおかしい」と発言したことが問われ議員辞職にまで追い込まれたことを考えると、自民党はどれだけ身内に甘いのだろう。杉田氏の発言を本気で問題だと考えていたら、公認の選択はないはずだ。 「女性だけれど女性に厳しい」ことを売りにする政治家は、日本では珍しくない。というか、 今の自民党を見ていると、そういう女性議員が候補者に選ばれるのだということが分かる。
日本共産党がアニメやマンガの表現規制に「方向転換」したのではないかと、ネットの一部で話題になっている。 togetter.com 共産党は今回の総選挙政策で 「児童ポルノ規制」を名目にしたマンガ・アニメなどへの法的規制の動きに反対します。 と明確に言っている。それなのに、なぜこんな騒ぎになるのかといえば、ジェンダー分野で書かれている政策がこれと矛盾するのではないかという疑惑を招いているからである。 結論を言っておくと、「表現の法的規制ではない」というのがぼくの受け止め。しかし、政策としての叙述の仕方として最悪のものだと思う。どこかの政権党っぽく言ってしまうと、見事に「誤解を招く」。書いた人のセンスを疑う。 問題の、ジェンダー分野における共産党の該当政策はこの部分である。 ―――児童ポルノは「性の商品化」の中でも最悪のものです。児童ポルノ禁止法(1999年成立。2004年、2014年改正)に
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