第3回 「わからない」まま模索し、進み続ける~近藤銀河さん~【前編】|マイノリティのハローワーク|現代書館 体調がよくないと感じても、すぐに診断がついて治療ができる病気ばかりではありません。診断にたどりつくまで数年かかり、その間にも進路を考えて生活していかなければならない状況にあり、支援につながりにくい人もいるのです。自分の病気が「わからない」状況にどう向き合って進路を決めたのか、ライター/アーティストの近藤銀河さんにお聞きしました。 近藤銀河(こんどう・ぎんが)さん プロフィール 1992年生まれ。ライター/アーティスト/研究者、パンセクシュアル(注1)。 中学の頃に筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(略称:ME/CFS、注2)を発症、身体障害者手帳(肢体不自由)2級、障害年金2級受給中。2023年から東京藝術大学・先端芸術表現科博士課程在籍。フェミニズムとセクシュアリティの観点から美術や文