マスク着用を拒否して旅客機から降ろされた広島県呉市議の谷本誠一氏(65)が、航空会社と国を相手取り、降機命令の取り消しや20万円の損害賠償などを求めて広島地裁に近く提訴することが18日、分かった。28日に手続きをし、記者会見する予定という。 【画像】提訴する呉市議 訴状などによると、マスクを着用せずに航空機に搭乗できる権利の確認などを求めている。谷本氏は「迷惑を受けている国民のために戦い、間違いを正す」と話した。記者会見後には、一般参加者からの質問にも応じるという。 谷本氏は2月6日、北海道の釧路空港発の旅客機にマスクをせず搭乗。離陸前に客室乗務員から着用を求められたが拒み、同乗者1人と共に降ろされた。