ロシアのプーチン大統領は、複数の核弾頭を搭載できる新型のICBM=大陸間弾道ミサイルを近く実戦配備する考えを明らかにしました。 ウクライナへの軍事支援を続けるアメリカなどNATO=北大西洋条約機構をけん制するねらいがあるものとみられます。 ロシアのプーチン大統領は21日、首都モスクワで開かれた国防省の会合で演説し、「われわれは戦略核の戦闘態勢を維持し向上させていく。これがわが国の主権や領土の保全、それに世界における力の均衡を維持するための保証となる」と述べ、核戦力の向上を進めていることを強調しました。 そのうえで「近い将来、大陸間弾道ミサイルの『サルマト』が初めて実戦配備される」と述べ、複数の核弾頭を搭載できる新型のICBM=大陸間弾道ミサイルを近く実戦配備する考えを明らかにしました。 また、来月には海上発射型の極超音速ミサイル「ツィルコン」をフリゲート艦に搭載して実戦配備することも表明し
![プーチン大統領 核弾頭搭載可能の新型ICBM 近く実戦配備へ | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4c49275bcd38e5bdcce25bd4e627024148d10298/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20221221%2FK10013930611_2212212148_1221214939_01_03.jpg)