23日、滋賀県高島市の陸上自衛隊の演習場で迫撃砲の射撃訓練中に誤って場外に飛んだとみられる砲弾は、演習場から西におよそ1キロ離れた地点に着弾したと確認されました。三日月知事は謝罪に訪れた陸上自衛隊の幹部に対し、すべての実弾訓練を中止するよう要請しました。 滋賀県高島市にある陸上自衛隊の饗庭野演習場では23日、迫撃砲の射撃訓練中に砲弾1発が誤って演習場の外に飛んだとみられ、自衛隊の調査の結果、24日朝、演習場から西におよそ1キロ離れた地点に着弾したことが確認されました。 県によりますと、演習場からおよそ1キロ離れた場所で行われていた道路工事の現場にいた作業員たちが、現場からおよそ100メートルほどの地点で激しい振動や衝撃音とともに白い煙が上がるのを見ていたことが分かりました。 陸上自衛隊中部方面総監部の酒井秀典幕僚長は24日午前、滋賀県庁を訪れ、三日月知事に「心配とご迷惑をおかけし深く謝罪し