南米・チリの高地で、日本などが参加して建設が進められている世界最大の電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」のパラボラアンテナに、去年、チリで事件に巻き込まれて亡くなった日本人研究者の名前が付けられることになりました。 プロジェクトに参加している国立天文台は、「アルマ望遠鏡における日本人研究者の貢献の大きさを物語るものだ」としています。 「アルマ望遠鏡」は、南米・チリの標高5000メートルの高地に、66台のパラボラアンテナを並べて観測を行う世界最大の電波望遠鏡で、日本と欧米の共同プロジェクトとして11年前から建設が始まりました。 これまでに全体のおよそ80%に当たる55台のアンテナが大型の台車に乗せられて高地に運び込まれ、ことし1月からは本格的な観測が始まっています。 アンテナは、16台を使用した日本の観測システムと、残りの50台を使った欧米のシステムの2つに分かれ、日本のシステムについては、最後
東京電力福島第一原子力発電所の事故原因などの解明に取り組んできた、国会の事故調査委員会は、5日にまとめた報告書の中で、「指示命令系統がムチャクチャだった」などとする吉田昌郎前所長の証言を明らかにし、官邸の現場への介入が混乱を拡大したと批判しました。 国会の原発事故調査委員会は5日、報告書を取りまとめ、黒川委員長が横路衆議院議長と平田参議院議長に提出しました。 この中で、今回の事故は「自然災害」ではなく、明らかに「人災」であるとするとともに、総理大臣官邸の対応について、現場への直接的な介入が対応の重要な時間をむだにし、指揮命令系統の混乱を拡大したなどと指摘しました。 これに関連して、報告書では、原子炉の冷却のための海水注入を巡り、現場で指揮を執った吉田前所長が「本店が止めろというなら議論ができるが、全然、脇の官邸から電話がかかってきて、止めろというのは何だ。電話だから十分な議論ができない
「かぶん」では、国内の原子力発電所の地元の道と県、それに市町村のうち、福島県内を除く29の自治体に、今月アンケート調査を行い、すべての自治体から回答を得ました。 全国の原子力発電所の9割以上が運転を停止するなか、原発の停止が続く影響について尋ねたところ「影響がある」と答えたのは66%に上り、自治体の財政や地域経済への影響を懸念する意見が相次ぎました。 アンケートの結果を公開します。 ◆ 原発立地自治体アンケート結果(2月実施) ◆ 実施:平成24年2月2~8日 対象:福島県を除く29自治体 回答:29道県・市町村 (回答率100%) ※少数点以下は四捨五入しています 【Q1】停止している地元の原発の運転再開をどう考えていますか? 1.早く再開を認めたい・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2( 7%) 2.いずれは再開を認めたい・・・・・・・・・・・・・・・ 3(10%) 3.当
少年の性と暴力の衝動を描いた「共喰い」で第146回芥川賞の受賞が決まった田中慎弥さん(39)。 昨日の受賞会見では「もらってやる」発言が物議を醸しています。どのような文脈での発言なのか、受賞会見を全文掲載します。 確かシャーリーマクレーンだったと思いますが、アカデミー賞の候補に何度もなって、最後にもらったときに「私がもらって当然だと思う」って言ったそうですが、まあだいたいそういう感じです。 4回も落っことされた後ですから、ここらで、断ってやるのが礼儀だと思いますが、私は礼儀を知らないので。 もし断ったと聞いて、気の小さい選考委員が倒れたりなんかしたら都政が混乱しますんで。都知事閣下と東京都民各位のためにもらっといてやる。あの、とっとと終わりましょう。 (以下、質疑) Q:東京で書いていない方が受賞しましたがそのことについては? そのことに関しては感想はありません。 Q:ほかの受賞された
25年前のチェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシに渡り、5年半、現地で甲状腺がんの子供の治療にあたった外科医の菅谷昭さん(すげのや・あきら/現・長野県松本市長)。 18日のニュースウオッチ9で放送した特集の中で、時間の都合でお伝えできなかった菅谷さんの講演内容を全文掲載します。 「テーマ:子供たちを被ばくからどう守るのか」 2011年5月14日午後1時半から1時間程度 福島市の保育園にて 講師:長野県松本市長/医師 菅谷昭(すげのや・あきら) ベラルーシの小児科医 アナスタシア・タルカチョア 長野県立こども病院副院長 中村友彦(なかむら・ともひこ) 【菅谷医師】 今回、こういう形で、まさか私が保育園のお母さん、お父さん方とお話しするとはゆめゆめ思っておりませんでした。私は元々が外科の医者でありまして、なおかつ私の専門とする領域が甲状腺ということで、私自身1996年から5年半、チ
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