日本共産党の一部に「ニセ科学追放」を叫んでいる人たちがいるけれど、その勝手に悦に入っている態度からすると「日本共産党ならではのエセ同和追及」と同じ感覚があるようだ。 「EM菌などのニセ科学の蔓延は問題なので、日本共産党の松崎いたる議員や、小川淳也議員のような、ニセ科学問題を追及してくださる方を応援しましょう」と言う人たちがいて、こう言われて名前が出た議員は大喜びしている。 こういう批判ができるのは、共産主義で科学的社会主義で唯物法的弁証法によってたつ日本共産党だからこそだと、当の議員は悦に入りながら語っている。 しかし、学術的分野に政治家が口を出すことは非常に危険である。現にソ連と中国がこれで大失敗をしている。 ソ連では、政治家に取り入った者が気に入らない者を排除するために疑似科学というレッテル貼りで迫害した。例えば、ロシアのような寒冷地でも育つ農作物を作るために品種改良しようという提案に