2008年4月。シカゴカブスを解雇されて、ロサンゼルスで新しいチームを探しながら練習をしていた。 ある日、近所のスーパーで伊良部と出会う。 「おっ、伊良部!」 「高津さんですか?」 そんな挨拶からスーパーで約30分立ち話。 近くのグランドで練習してると言うと、 「明日、一緒に練習してもいいですか?」と・・・ 次の日、スタバの駐車場で待ち合わせてグランドへ・・・ 一週間ほど練習したころか、突然、 「実は現役復帰したいんです。」 最初は半分冗談かと思って聞いてると、どうやら本気らしい。 「やっぱり野球がしたいんです・・・」 そして数日後、 「僕の球、受けてもらえませんか?」 ちょっと待て。いくら現役を離れていても伊良部の剛速球。受けれるはずがない。 キャッチャーもいたんだが、どうしてもプロの目線で見れる人に受けてほしいと・・・ 渋々OKした。 すばらしい!球の回転、コントロール、キレ・・・ も