新型コロナウイルスに感染した大阪市内の男性の救急搬送先が見つからず、救急車内で1日半ほど待機していたことが、関係者への取材でわかった。救急隊員が酸素投与などの対応にあたり、最終的に市外の病院が受け入れた。男性の症状は悪化し、重症病床で治療を受けているという。 医療関係者によると、20日朝、感染者の男性から大阪市消防局に救急要請があり、救急車が男性を収容した。入院先を調整する大阪府の「入院フォローアップセンター」が病院を探したが、複数の病院から「余裕がない」などと断られた。 21日になっても入院先は決まらず、隊員が交代しながら徹夜で対応にあたり、同日に病床を増やした市外の病院への受け入れが決まった。男性が搬送されたのは午後5時頃。呼吸機能の状態を示す血中酸素濃度が低下しており、人工呼吸の処置が取られたという。
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