中国ではことし、中国共産党の創立から100年となり、習近平指導部は重要な節目の年と位置づけています。国の発展をアピールし、共産党の一党支配の正統性を誇示するものとみられますが、アメリカとの激しい対立など国内外に難題も抱えています。 中国共産党はことし7月、創立から100年となり、習近平国家主席は新年の祝辞で「中国共産党は100歳の誕生日を迎える。われわれは必ず中華民族の偉大な復興を実現できる」と強調しました。 習近平指導部はことしを重要な節目の年と位置づけて、目標として掲げてきた、ややゆとりのある社会「小康(しょうこう)社会」の全面的な実現を宣言するなど、国の発展をアピールし、共産党の一党支配の正統性を誇示するものとみられます。 ただ中国は、国交樹立以来最悪の状況とも言われるほどアメリカと激しく対立するなど、国内外に難題を抱えています。 アメリカとの間では、バイデン次期大統領の就任後、地球