正しいアフターケアをおこなわなければ、いくらトレーニングをしてもいい筋肉は育ちません。今回は、日本人で唯一ツール・ド・フランスに参加した経験をもつ今中大介さんのストレッチとマッサージ方法を紹介します。 力を抜いた状態で、自分のふくらはぎを触ってみてください。硬く締まっていたら、それは筋肉が疲労しているときのサイン。“タポンタポン”と柔らかく揺れるようであれば、筋肉がいい状態である証拠です。 では、筋肉をいい状態に保つためには、どのようなケアが必要なのでしょうか。今回は、ツール・ド・フランスに参加した唯一の日本人であり、現在は自転車関連の輸入商社「インターマックス」の代表である今中大介さんの、脚を中心としたストレッチとマッサージの方法を紹介します。 自転車ライディング後のストレッチ方法ストレッチによるクールダウンは血液の循環をスムーズにし、筋肉の疲労物質を除去してくれます。 【1】大臀筋を伸