NursingTime記事より。英国Loughborough大学のEef Hogervorst教授らの研究グループが52歳から98歳までの719人のインドネシア人を対象に行った調査結果によると、豆腐を多く消費していると記憶力が悪化する傾向があったとか。いっぽう大豆発酵食品であるテンペや果実類の消費は記憶に良さそうな結果が出てきたという。65歳以上の女性の記憶力の低下にエストロゲンが影響することが知られていることから、似た作用を持つ大豆によく含まれるフィトエストロゲンが原因として連想される。しかし、同じ大豆使用でもテンペは記憶力に良い影響を与えているようなので、他の物質やメカニズムの影響とも考えられそう。この研究成果は Dementia and Geriatric Cognitive Disorders に投稿され、フリーのアブストを読むことができる。