ブックマーク / biz-journal.jp (5)

  • デロイト、グリコに加えユニ・チャームでもシステム障害…ベンダ能力に疑問も

    デロイト トーマツ コンサルティングが入居する丸の内二重橋ビル(「Wikipedia」より/Kakidai) 5月30日付「ダイヤモンド・オンライン」記事は、ユニ・チャームで一部商品の納品遅延を起こしているシステム障害について、システム更新作業の主幹事ベンダが外資系のデロイト トーマツ コンサルティングであると報じている。デロイトは4月初めに障害が発生した江崎グリコのシステム更改作業でも主幹事ベンダを務めており、外資系ベンダを起用するリスクがにわかに注目されつつある。業界関係者の見解を交え追ってみたい。 ユニ・チャームは5月16日、一部商品について注文集中による出荷が遅延している旨をアナウンスしていたが、27日付「日経クロステック」記事によれば、ゴールデンウイークに実施した基幹システムの更新で新基幹システムと物流システムの接続でデータ連係に不具合が生じたという。 システム障害による出荷トラ

    デロイト、グリコに加えユニ・チャームでもシステム障害…ベンダ能力に疑問も
  • NHK新型コロナ特番が「明快過ぎる」と話題…新幹線や外食は低リスク、石けんで十分

    写真:Ivo Gonzalez/アフロ 3月16日、NHKで『新型コロナウイルス「いま あなたの不安は何ですか?」』が放送された。視聴者から寄せられた3万件から選ばれた疑問に、東北医科薬科大学特任教授の賀来満夫氏、聖路加国際病院・感染管理室マネージャーの坂史衣氏、東邦大学教授の小山文彦氏らが答えるものだ。司会は武田真一アナウンサー、林田理沙アナウンサー。放送中もファックスやインターネットで視聴者からの質問を受け付けた。 紹介された視聴者の声には、公園で遊んでいた子どもが、近隣住民から「家にいなくていいのか」と注意を受けたというものもあった。新型コロナを恐れるあまり、このような過剰な反応があることはほかでも聞かれる。 専門家会議が示した、クラスター(集団)発生のリスク条件が番組でも改めて提示された。(1)密閉空間であり換気が悪い、(2)手の届く距離に多くの人、(3)近距離での会話や発声があ

    NHK新型コロナ特番が「明快過ぎる」と話題…新幹線や外食は低リスク、石けんで十分
  • 親と絶縁させ、睡眠も取らせず、休日も行動に同伴…社員が自殺した“あの会社社長”

    昨年2月25日、ビルの14階から投身自殺した大山莉加さんが自死に至った経緯については、サイトの昨年11月5日付記事『24時間寝かせず給料0円、会社で共同生活…社員が自殺した広告会社で何が起こっていたのか』に詳述した。 大山さんは、アニメ、ゲーム漫画業界の求人広告媒体の販売および、ビジネスマッチングのサービスを提供している、ビ・ハイア株式会社で働いていた。同社の清水有高社長から不当な借金を背負わされ、大山さんは給料なしで働かされ睡眠も奪われていた。自死に至る日に、清水氏から「死んだ方がまし」と言われ、さらに「どうやって責任を取るんだ」「ここから飛びおりるのか」などと迫まれ、大山さんは「はい」と答えるというやりとりがあったという。 ビ・ハイアのウェブサイトの昨年10月18日付社長ブログで清水氏は、「大山氏がご逝去される直前、御人が書いた文面が清水はじめ親御様に届きました。そこには、同氏の

    親と絶縁させ、睡眠も取らせず、休日も行動に同伴…社員が自殺した“あの会社社長”
  • 「人手不足倒産」が日本を襲い始めた…「求人難倒産」、前年比2倍のペース

    「人手不足」が社会的な問題となっている。これは、当然ながら企業の経営にも影響を及ぼす問題だ。 7月3日に日商工会議所が発表した「人手不足等への対応に関する調査」では、「人手が不足している」という回答が最も多かった業種は宿泊・飲業だった。次いで、運輸業、介護・看護、建設業などが続く。 「数年後(3年程度)の人員の充足感の見通し」については、「現在と同程度の不足感が続く」との回答が52%で最多。さらに、「不足感が増す」との回答も39.8%で、今後はさらに深刻化しそうだ。 東京商工リサーチによると、今年7月の人手不足関連倒産は24件(前年同月は28件)で、3カ月ぶりに前年同月を下回った。内訳は、代表者死亡や病気入院などによる「後継者難」型が16件(同27件)、「求人難」型が7件(同1件)、「従業員退職」型が1件(同0件)だった。 「求人難」型の7件というのは、今年最多だ。1~7月では23件(

    「人手不足倒産」が日本を襲い始めた…「求人難倒産」、前年比2倍のペース
  • 職場環境劣悪だったITベンチャー、なぜ離職率激減?再入社可、副業自由、社長も育休…

    青野慶久氏がサイボウズの社長に就任した2005年の直後、同社社員の離職率は28%に急上昇した。危機感を覚えた青野氏が人事制度の見直しを図った結果、離職率は毎年下がり続け、10年には5%に低下、この3年間は5%弱で推移している。 なにが、サイボウズの離職率を下げる原動力になったのだろうか。去る6月25日、PwCあらた監査法人が都内で開いたセミナーで、青野氏は実情を明かした。 青野氏は、自らを「ITベンチャーを立ち上げたぐらいなので、ワーカホリックの類いの人間です。職場で死ねたら望という感じで、夜も布団の中でパソコンの画面を見ながらまぶたが落ちる瞬間が、私にとってはエクスタシー」と自嘲気味に語る。 1997年の創業以降、同社の年間離職率は15~20%で推移してきた。この水準は、ITベンチャーでは決して珍しくない。 「ITベンチャーの平均離職率は20%ぐらいなので、『こんなもんだろう』と、さほ

    職場環境劣悪だったITベンチャー、なぜ離職率激減?再入社可、副業自由、社長も育休…
  • 1