町のスーパーに行くと、さまざまな牛乳が売られています。「北海道なんちゃら」とか「高原なんちゃら」とか。明治や雪印や森永や、各メーカーが趣向を凝らしたパッケージでこれでもかと売ってるわけです。 がしかし、その中身は全部同じだと知ってるでしょうか? 実は普通のパックの牛乳には、だいたい1万頭の牛の乳が混入されていると言われます。要は北海道の牛乳をまとめて本州に運び、そこから各工場に運ばれるので、中身は一緒ということなんですな。 この話を最初に聞いたとき、ものすごい衝撃がありました。まさか、メーカーごとに違いがないなんて……正直、理解するのに時間がかかりました。だって、普通はメーカーごとに直営牧場みたいなもんがあるように思うじゃないですか。あるいは契約農家と年間契約でもしてそうでしょ? 違うんだなぁ。 というわけで、今回は牛乳の流通ルートについて調べてみたよ。 言うまでもなく、牛乳の主産地は北海